コーヒー好きの方なら挽きたてのコーヒーの美味しさが格別なのは言わずもがなでしょう。
市販の缶コーヒーやドリップコーヒーもレベルが上がってきているとはいえ、挽きたてのコーヒーと比べてしまうとやはりもう一歩足りないんですよね。
しかし、もしも挽きたてのコーヒーをいつでもどこでも楽しめるとしたら、毎日のコーヒー生活の質があがると思いませんか?
そんなコーヒー好きの夢をかなえてくれるのが「携帯コーヒーメーカー」です。
アウトドアなどの野外アクティビティの際に美味しいコーヒーを楽しみたい…
オフィスでの休憩時間にお気に入りのコーヒーでリフレッシュしたい…
家族や友人と出かけるときに挽きたてコーヒーをみんなに提供したい…
そんな人にとっては携帯コーヒーメーカーは毎日を今よりもちょっと豊かにしてくれるでしょう。
そんなわけで今回はカフェが好きすぎて各地のカフェを巡るのが趣味のコーヒー好き筆者が、おすすめの携帯コーヒーメーカーを5つに厳選してご紹介します。
とにかくオススメの携帯コーヒーメーカーを知りたい方には「カフラーノ オールインワンコーヒーメーカー LC11-CF-BK」をオススメします!
携帯コーヒーメーカーってどんなもの?
携帯コーヒーメーカーとはその名の通り、持ち運びが可能なコーヒーメーカーです。
コーヒーを作ってから出先に持っていくのではなく、メーカーを持ち運ぶことによって移動先で作りたてのコーヒーを味わうことができます。
最近はアウトドアシーンなどで人気が高まっており、波及してオフィスなどでも携帯コーヒーメーカーを使用する人が増えているようです。
気を付けないといけないのは一口に携帯コーヒーメーカーと言っても、様々なスタイルのものがあるということです。
まずは携帯コーヒーメーカーにどんな種類があるのか知っておきましょう。
携帯コーヒーメーカーの種類
そもそもコーヒーメーカーにはコーヒーの抽出の仕方によっていくつかの種類があります。
それと同様に携帯コーヒーメーカーにも通常のコーヒーメーカーにも抽出機構の違いでいくつかの種類があります。
ドリップ式
最も基本的な方式で、携帯コーヒーメーカーの中でも最も人気が高い方式と言ってもいいでしょう。
自分でミルを使って豆をゴリゴリと挽き、挽いた粉にお湯を注いでフィルターを通してコーヒーを抽出していきます。
その場で豆を挽けるためコーヒーの風味を最大限に引き出すことができ、携帯コーヒーメーカーと非常に相性がいい方式と言えるでしょう。
圧力式(エスプレッソ用)
エスプレッソコーヒーを抽出することに特化したコーヒーメーカーです。
圧力をかけて抽出することで濃厚なコーヒーをつくることができます。
特にエスプレッソコーヒー好きにはおすすめ度が高いですね。
携帯コーヒーメーカーでも圧力式のものが出始めており、徐々に認知度も高まっています。
出先でおいしいエスプレッソコーヒーを楽しめるのはかなり嬉しいですね。
フレンチプレス式
スペシャリティコーヒーと相性がいいフレンチプレス式の携帯コーヒーメーカーもあります。
フレンチプレス式は日本ではどうしても紅茶のイメージが強いですが、もともとはコーヒーを抽出するための器具だったわけで、おいしいコーヒーを抽出することができます。
ただし好みが分かれる味ともいわれており、コーヒーの風味をダイレクトに感じられる一方で、粉末が混じりこんで苦みを感じやすい場合もあります。
フレンチプレス式にこだわりがある場合には押さえておきたいですね。
ドリップ式携帯コーヒーメーカーの機能
では実際に携帯コーヒーメーカーでは何ができるのか、どこまでできるのか、というのを確認してみましょう。
最も一般的なドリップ式の携帯コーヒーメーカーを例にとってその機能をご紹介していきます。
コーヒーミル機能
コーヒー豆をゴリゴリと挽くための「ミル」機能。
美味しいコーヒーを飲むためには欠かせない機能です。
現場でコーヒー豆を挽くことで酸化を最小限に防ぎ、クオリティの高いコーヒーが仕上がります。
携帯用のコーヒーメーカーの場合は自分の手でハンドルを回しながら豆を挽く「ハンドミル」が採用されていることがほとんどです。
コーヒーメーカーによっては粒度の調整までできるため、自分好みのコーヒーに仕上げることが可能です。
ドリップフィルター機能
ドリップの際には味の決め手のひとつともなってくる「フィルター」。
携帯コーヒーメーカーの場合はペーパーフィルターではなく、メタルフィルターなどの繰り返し使えるフィルターが設置されていることが多いです。
ペーパーフィルターだといちいち出先までフィルターを用意して持っていかないといけないですが、あらかじめ一体型となっていればその手間が省けます。
携帯用のコーヒーメーカーだからこそのこだわりですね。
ドリップカップ&カバー機能
ドリップ時に重要となってくるドリップポット。
しかしコーヒーのドリップに適した注ぎ口の細いポットはなかなか持ち出すことは難しい…
しかし携帯用のコーヒーメーカーはドリップカップ&カバーを用意することで注ぎ口が細い構造を見事再現しています。
これによってコーヒーのドリップ時のお湯の注ぎ方にも困ることはありません。
しっかりとした抽出を行うことを可能にしています。
タンブラー機能
コーヒーを注ぎ、飲むためのタンブラーも備えられていることが多いです。
保温機能と飲みやすさを実現しているタンブラーでコーヒーのおいしさを長時間楽しむことができます。
携帯用のコーヒーメーカーだからといって不十分と言うことはほとんどなく、ひとつ購入しておけばコーヒーを淹れるための基本的なツールは全てそろっています。
(通称これを「オールインワン」と呼び、オールインワンが携帯コーヒーメーカーでは主流となっています。)
携帯コーヒーメーカーの選び方
それでは実際にコーヒーメーカーを選ぶ際にはどんな基準で自分の求めるものを手に入れればいいのでしょう?
ここでは携帯コーヒーメーカーの選び方の基準をお示しします。
オールインワンになっているか
まず個人的に一番に確認すべきは「オールインワン」のセットになっているか、という部分です。
オールインワンというのは「ミル」「フィルター」「ポット」などの機能がひとつの商品で全て揃っているコーヒーメーカーのこと。
携帯コーヒーメーカーの最大の利点はやはりその機動性。
持ち出しがラクチンで簡単に使えることをやはり重視したいところです。
そういう意味ではいくつものツールを持ち運ぶのはめんどくさいことこの上ない。
なので基本的にはオールインワンタイプの携帯コーヒーメーカーを選ぶべきでしょう。
抽出機構が自分の想定しているものか
先にご紹介したように携帯コーヒーメーカーといっても「ドリップ式」だけでなく「圧力式」や「フレンチプレス式」など様々なものがあります。
どれを選ぶかは最後は各自の好みによりますが、例えば
- 現場で豆から挽いて飲みたいのであればミル付きのドリップ式、
- エスプレッソが飲みたい場合は圧力式、
- お湯を注ぐだけで飲めるような手軽さを求めるのであればフレンチプレス式
など、想定している状況に合わせて選ぶことが重要です。
豆から?粉から?カプセルから?
携帯コーヒーメーカーを使う際に何からコーヒーを抽出するのかも確認しておきましょう。
豆から挽いてコーヒーを抽出するミル付きドリップ式コーヒーメーカーもあれば
粉を入れておいてお湯を注げばOKのフレンチプレス式コーヒーメーカーもあれば
市販のカプセルをセットして使うことのできるコーヒーメーカーもあります。
自分が豆を使うのか、粉を使うのか、カプセルを使うのか、と言った部分はきちんと確認しておきましょう。
メーカーによっては複数のタイプを使えるのものあります。
おすすめ携帯コーヒーメーカー5選
それではいよいよ具体的にオススメのコーヒーメーカーをご紹介していきます!
ミル付きドリップ式
カフラーノ(cafflano)LC11-CF-BK
携帯コーヒーメーカーとして圧倒的な品質と機能性を持つカフラーノのLC11-CFシリーズ。
とにかく携帯コーヒーメーカーの現状モデルの最高峰と言っていいでしょう。
もちろんオールインワンタイプです!
▶ カフラーノ(cafflano)LC11-CF-BKのココが良い!
- 縦重ね収納で携帯性に優れ、見た目にもスタイリッシュで高級感がある
- ハンドミルは折り畳み式で使いやすく、挽き具合の調整も可能
- 化学的なエッチング加工を施したステンレス製フィルターで清潔に長く使える
- 特許取得のドリップケトルでお湯の注ぐ量が自由自在。蒸らしの細やかなコントロールも可能
コンパクトであるにもかかわらず装備されているツールは非常に本格的で、出先で作るコーヒーのレベルではないコーヒーを堪能できます。
コーヒーを淹れた後の掃除がやや面倒とのレビューもありますが、個人的には気にならないレベルだと感じます。
携帯コーヒーメーカーとして間違いない選択でしょう。
Ksizen 手動式コーヒーミル 便携一体式 マグカップ付き
こちらも非常に人気の高い携帯コーヒーメーカーであるKsizenの携帯コーヒーメーカーセットです。
特筆すべきはユーザー評価の高さで「この値段でこの機能のものが買えるのは驚きだ」という声が続出しています。
▶Ksizen携帯一体式コーヒーメーカーのココが良い!
- 初心者にもおすすめできる使いやすさと、挽く楽しみを味わえる
- もちろんオールインワンでスマートに持ち運びが可能
- ミルはハンドルの調整で挽く度合いを調整出来て自分好みのコーヒーに仕上がる
- コーヒーメイキングの道具が全て詰まっていながら3千円台という圧倒的なコスパ
ミルのハンドルが華奢なので心配になりそうだが、比較的長く使える丈夫なつくりになっています。
細かなつくりを見ていくと部分的には安っぽく見えることもありますが、トータルとして非常に良く作られており、この価格帯でこの性能は圧倒的にコスパが良いですね。
ユーザーからの圧倒的な評価の高さにも納得です。
Coffee Maestro(コーヒーマエストロ)
オールインワンの携帯コーヒーメーカーとしては有名で売れ筋の商品の一つです。
とにかく安いのが魅力的で、入門編としてやアウトドアで時々使うというような場合にはうってつけのメーカーです。
▶Coffee Maestro(コーヒーマエストロ)のココが良い!
- オールインワンタイプとしてはとにかく安い。
- 機能もしっかりしており、十分香り高いコーヒーを楽しむことができる。
- カバー付きでこぼれを防ぐほか、屋外で飲む際にゴミが入ることを防ぐ
基本的には全ての機能は安定して使いやすいものになっていて、値段以上のものだと感じられます。
ただしミル機能が若干弱いとのレビューも見受けられ、人によってはミルは使いづらいと感じることもあるようです。
またデザイン的には少し安っぽいと感じる方もいるでしょう。
そういったことを踏まえても総合的には高機能なのに圧倒的に安く、手軽に買えるコーヒーメーカーです。
圧力式(エスプレッソ用)
WACACO(ワカコ) エスプレッソメーカー ミニプレッソ GR LG12-MP
出張先や旅先などどこでもエスプレッソを楽しむことができるという超画期的な携帯コーヒーメーカーWACACOのGR LG12-MP。
エスプレッソと言えばエスプレッソマシンを使って機械で圧力をかけて抽出するしかないというイメージを覆し、数回のプッシュで最適な抽出圧力を実現しています。
▶WACACOミニプレッソGR LG12-MPのココが良い!
- 業界でも最小・最軽量で最も汎用性の高いハンドヘルドエスプレッソマシンを採用しているのでコンパクトで効率的
- 電力を一切必要とせず全て手動のハンドピストンでリッチなエスプレッソを抽出できる
- ネスプレッソのカプセルなど市販のカプセルがそのまま使えるので便利
- 高級感のある黒を基調としたデザインも近未来的でアイテムとしてカッコいい
とにかく「これは期待以上!」と称賛するユーザーが多い画期的なメーカーです。
エスプレッソ好きの方は手放せないコーヒーメーカーになること請け合いです。
フレンチプレス式
BODUM ボダム TRAVEL PRESS 350ml K11067-913
持ち運び可能なタンブラーにフレンチプレスコーヒーメーカーのフィルターを設置したと言ったような作りになっている面白い携帯コーヒーメーカー。
基本はタンブラーなので持ち運びや見た目は全く違和感ありません。
なのに粉さえ入れておけばお湯を用意するだけで淹れたてのコーヒーを楽しめるわけです。
▶BODUM ボダム TRAVEL PRESS 350mlのココが良い!
- 専用のフレンチプレスコーヒーメーカーと同じフィルターを採用しているため理想的な香りと風味を実現
- 飲み口にはキャップがついているため、移動時の持ち運びも簡単
- フィルター部分を取り外すことで普通のタンブラーとしても使える
- デザインがオシャレでオフィスなどの室内で使うのにもぴったり
タンブラーの構造を基本としているにもかかわらず本格的なコーヒーを味わえるアイデア商品です。
なおかつその品質も非常にレベルが高く、ユーザーの評価も安定して高い人気商品です。
オシャレさもその人気の理由の一つでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
いつでもどこでも挽きたてのおいしいコーヒーが楽しめるというコーヒー好きにはたまらない「携帯コーヒーメーカー」。
私も購入してから日々の生活のクオリティが少し上がったとリアルに実感しています。
私は車などでのちょっとしたおでかけの際の利用がほとんどですが、アウトドアシーンでの利用も相当楽しそうです。
自然の中で飲むコーヒーってまた格別なんですよね…!
みなさんもぜひ携帯コーヒーメーカーを手に入れて、ワンランク上のコーヒーライフを送ってみてはいかがでしょう?