世はまさに大動画時代!
ユーチューブをはじめとした幾多の動画サービスがしのぎを削る時代。
どこからかそんな声が聞こえてきそうな今日この頃ですが、みなさんスマホで動画撮っていますか?
スマホカメラの進化で、日常生活で動画を撮る機会が増えた人も多いのではないでしょうか。
そんな手軽なスマホの動画撮影ですが、やっぱり困るのは「手ブレ」。
せっかくとった動画もぶれてしまっては見る気がうせてしまいますよね。
どうせ撮るならきれいに撮っていく方法をチェックしておきましょう。
そんなわけで、今回は2019年1月現在の最新情報から今一番アツいスマホスタビライザーを6つに厳選してご紹介します。
スマホスタビライザーは各国のベンチャー企業が開発に乗り出すなど技術開発が日々進む分野。
数年前の情報だともはや古い!
そんな背景も踏まえてぜひお気に入りのスタビライザーを見つけてくださいね。
とにかくおすすめのスマホスタビライザーを知りたい方は「Zhiyun Smooth4」をオススメします!
- 手ブレとおさらば!「スタビライザー」とは?
- スタビライザーのおおまかな種類
- 選び方のポイント
- おすすめ最新スマホスタビライザー6選
- クラウドファンディングでの資金調達が良く行われるスタビライザー
- 試すだけなら、レンタルも!
- さいごに
手ブレとおさらば!「スタビライザー」とは?
持ち手がブレてもカメラ本体を安定させることで手ブレを防止することを可能にしたもの。
テレビの街歩き番組、ドキュメンタリー、映画などで登場する、ぬるぬる動く独特の映像(ブレの少ない映像)ってありますよね。
あれは基本的にスタビライザーを使った機材で撮影されているため、あのような映像になるんです。
スタビライザーを使うことで通常の撮影では防ぐことのできないブレを防ぎ、美しい映像をとることができるんですね。
スタビライザーのメリット
スタビライザーのメリットはズバリ映像の美しさです。
スマホを手持ちして使用するとどうしても微細なブレが生じてしまい、それが動画の見にくさ・クオリティーの低さの原因になってしまいます。
スタビライザーを使うとこの微細なブレが軽減され、まるで低空を滑空しているような映像になります。
カメラを持って走って撮影したり、走行中の車の中から撮影したりしてもブレが大幅に軽減され、なめらかに移動する動画が撮影できます。
また最近のスマホスタビライザーは非常に高機能なので、自転車や自動車に固定しての撮影、アプリを使った自動追尾撮影、モーションタイムラプス撮影、など様々な撮影が可能になります。
スタビライザーのデメリット
スタビライザー自体がものによってはそれなりに重量・大きさががあるので、持ち運びが不便な場合もあります。
特に遠方に持っていきたいときは、ちょっと大変かも。
ただし!最近は電気式スタビライザー(ジンバル)など、かなり軽量のモデルも販売されており、気軽に持ち運びやすくなっています。
自分はどういったシーンで使うだろうか?と考えて購入すれば間違いがなさそうです!
スタビライザーのおおまかな種類
一口にスタビライザーと言っても、カメラを安定化させる機構が大まかに分けて2種類あります。
その2種類とは「電気式」と「機械式」です。
①電気式スタビライザー
モーターにより補正しながらカメラ本体の水平を保つもの。
・調整が緻密なので、とっさの動きに対応しづらい(最近はかなり改善されている)
・比較的高価
②機械式スタビライザー
やじろべえの原理で、重心を1点に集めることでカメラ本体の水平を保つもの。
・とっさの動きに対応しやすい
・比較的安価
スマホ用スタビライザーには機械式も電気式もどちらもありますが、最近は電気式のコンパクトなものが主流となっているようです。
「ジンバル」も知っておこう
ちなみに 「ジンバル」という用語もよく聞かれますが、これは「モーター駆動のスタビライザー」のことを指します。
モーター駆動は多くの場合電気式なので基本的には電気式スタビライザーと同義と考えてよいでしょう。
電気式と機械式の違いまとめ
電気式と機械式の、それぞれのスタビライザーの違いをまとめておくと、こういう感じです。
(▲筆者作成)
近年の傾向ではスマホスタビライザーの市場は電気式が主流になりつつあります。
その理由は技術の進歩や生産体制の確立によって、従来かなり高価だった機械式が比較的安価に生産できるようになってきたからです。
かなり機能レベルの高い1万円台の機械式スタビライザーが登場したのは画期的です。
選び方のポイント
①大きさ・重さ
スタビライザーは基本的に屋外に持ち出して撮影する際に使うことが多いでしょう。
旅行の際に感動した景色を美しく残しておきたいとか、ドライブでの景色を撮影したいとか。
そう考えると、あまりに大きすぎるもの、重すぎるものは選ばないほうが良いでしょう。
機械式スタビライザーは比較的大きくて重量のあるものが多いので、個人的には電気式スタビライザーをオススメします。
②対応スマホの確認
今は様々な大きさのスマートフォンが発売されているので、お持ちのスマホがスタビライザーの装着部分にはまるサイズなのか確認しておくべきでしょう。
iPhoneであれば基本的にどのスタビライザーも対応していますが、特にandroidユーザーは注意しておいた方がいいでしょう。
Amazonなどの詳細ページに対応機種や対応サイズが明記されていますので一度確認しておくと安心です。
③バッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間もかなり重要です。
基本的に電気式スタビライザーは充電駆動なので、充電で何時間スタビライザーが動くのかを確認しておく必要があります。
基本的には5時間程度以上連続で動けば普通に使う分には困らないと思いますが、長いとその分安心ですよね。
12時間以上駆動するモデルもあるので、ガッツリ撮影したい方は要チェックです。
④グリップ感
スマホスタビライザーを使うと、ある程度長時間自分の手で持って撮影することが多くなります。
そうすると些細なことですが、スタビライザーのグリップ感というのは意外と気になります。
ゴムでしっかりと保護されたものを選ぶようにしましょう。
時々安物すぎる製品だと持ち手がプラスチックや金属のままの時があり、長時間使うに堪えないことがあります。
今回この記事に掲載している製品は全てそうした作りこみは問題ないものを選んでいます。
おすすめ最新スマホスタビライザー6選
最近ではスタビライザーについて調べるのがもはや趣味と化している私ですが、そんな私がおすすめするスタビライザー6選を一気に紹介していきます!
スマホスタビライザーは刻々と技術進化が進む分野です。
数年前の最新機種が今では時代遅れ、なんてことがいくらでも起こります。
最新情報を取り入れて選ぶことがスマホスタビライザー選びの後悔しないためのコツですね。
今回は私がYouTubeなどで海外の情報も取り入れながら集めた最新データに基づいておすすめ機種を6つ紹介します。
特に①~③で紹介している機種は世界的にも広く人気のある機種ですよ。
①Zhiyun Smooth4:総合的にもっともオススメできるスタビライザー
Smooth4は非常に高いレベルの性能でありながら低価格で販売することに成功しているスマホスタビライザーです。
そもそもはこの一世代前のモデルが「Smooth-Q」という機種で、その圧倒的な性能と低価格さで電子スタビライザー界に衝撃をもたらし、空前のブームを巻き起こしたモデルでした。
Smooth4はその後継機にあたり、低価格さはそのままに性能をアップさせたまさに最強のモデルです。
Amazonでスマホスタビライザーのベストセラー1位を獲得しているなど、スマホスタビライザーの購入を検討している多くの人に安定してオススメできます。
Smooth-Qのココが良い!
- 3軸でカメラの安定化を行うのであらゆる方向からの振動に対応
- スマホ専用に開発されているので、スマホ装着に最適化されている(専用アプリもある)
- 設定や調整が非常に簡単。専門知識がなくても購入後すぐに使える
- デザインや挙動が近未来的でカッコいい
- 高品質なのに価格が1万円台と「コスパ」が良い
ちなみに開発・販売を行うのは中国のZhiyun社というベンチャー企業です。
中国と聞くとなんとなく品質に不安を抱く方もいるかもしれませんが、近年のスマホガジェット界隈の中国ベンチャーは相当ハイレベルです(正直日本は今後対抗できないのではと思えるほど)。
ただし激しい動きによる衝撃耐性は国内メーカーなどに比べると若干見劣りするとの意見も聞かれます(そもそもそんな使い方はしないでしょうが…)。
またネットでの購入時には正規店から買わないと対応が悪いという口コミもあるので正規品の購入をオススメします。
②DJI OSMO Mobile 2:2018年2月にバージョンアップして発売されたまさに最新モデル!
こちらは世界最大手のドローンメーカーであるDJI社が手掛けるスマホ用スタビライザーです。
ドローン開発で培った高い技術力をスタビライザーにも応用し続々と新しいモデルを開発しています。
2018年以前にはDJI OSMO Mobileという前身モデルが販売されていましたが、満を持して2018年の2月にバージョンアップモデルのDJI OSMO Mobile2が発売されました。
DJI OSMO Mobileのココが良い!
- 高い技術力を持つDJI社が現状の最新鋭の技術を注ぎ込んだ、超ハイスペックのスタビライザー。
- 動く被写体を追尾するアクティブトラックモードの精度がかなり高く、初心者でもハイクオリティーの動画が撮影できる
- ドローの世界最大手が販売元なので品質面でも保証面でも安心して購入できる。
最新のスタビライザーが1万円台で買うことができるとはまさに驚きの一言。
最新鋭のスタビライザーをお得に手に入れたいのであれば、間違いなく買いです。
また、DJIの公式オンラインストアも必見です。
Amazonなどの代理店サイトでは販売されていない公式アクセサリーがわかりやすく表示されているほか、独自のセールが実施されていることもあります。
DJI公式オンラインストアをチェックしてみる③FEIYU TECH SPG:圧倒的評価のつくりこまれたスタビライザー
自動制御機器メーカーのFEIYU TECH社が満を持して発売したスマホスタビライザーです。
「専門性、高品質、継続的改善」を企業文化として定めている通りの高品質な製品になっています。
FEIYU TECH SPGのココが良い!
- 頑丈な作りこまれたデザインで動きのある撮影にも対応可能
- GoProの装着も可能なので撮影の幅が広がる
- 購入者評価がとにかく高い。
特筆すべきは購入者の評価が一様に高い点でしょう。
こういった電子機器は設定や機器との相性で低い評価をつける人が一定いるのですが、多数の人がレビューしているにもかかわらずこの製品は非常に高い評価を受けているのは素晴らしいです。
④Aibird Uoplay2:ユーザー重視のハイクオリティなスタビライザー
こちらも中国の新興ベンチャーが開発したスタビライザーです。
AIbird Uoplayは日本では知る人の少ない製品ですが、その品質の高さと多機能性から人気を集め、バージョンアップしたUoplay2が発売されるに至りました。
Aibird Uoplay2のココがすごい!
- アクティブトラックやモーションタイムラプスをはじめ必要な機能は網羅されている
- 予備バッテリーを同梱するなど、ユーザーへの配慮が厚い
- 丁寧に作られたボディでデバイスの安全性が高い
Amazonの詳細ページを見ると分かりますが、翻訳がところどころ不自然だったりとベンチャー感をひしひし感じます。
ただし製品自体は素晴らしく、特に欧米でのユーザーが多い印象です。
予備バッテリーを同梱するなど、ユーザーのことを非常によく考えている企業ですね。
⑤SMOOTH-II:海外では話題のスマホ用高級スタビライザー
(画像出典:Amazon)
先ほども登場したZhiyun社のスタビライザーの上位モデルになります。
日本ではいまだ知名度が高くありませんが、海外ではかなり話題の人気製品になっています。
SMOOTH-IIのココが良い!
- Smooth-Qの上位モデルとして性能が担保されている
- 撮影がより安定化し、本気の撮影に使いうる能力
- バッテリー駆動時間がより長くなった
Smooth-Qが気になるけどどうせ買うならもっといいものをと考えている方に良いと思います。
⑥ZENIC スタビライザー 黒ハンドヘルド:とにかく試してみたい人向け
とにかくスタビライザーとはどんなものなのか試してみたい!
そんな人におすすめなのがZENIC スタビライザー 黒ハンドヘルドです。
ZENIC スタビライザーのココが良い!
- 価格が安いのでお試しにちょうどいい
- スマホだけでなく一眼レフやGoProも装着可能
- 機械式なので自分で調整できる
難点としては、調整が意外とシビアで慣れるまで時間がかかること、細かな振動は軽減してくれるが大きな動きには対応しきれないこと、などがあります。
私もはじめてのスタビライザーはこれでしたが、お試しとしては良かったと思います。
クラウドファンディングでの資金調達が良く行われるスタビライザー
スマホスタビライザーはガジェット関係のベンチャー企業などが開発を進めることが良くあります。
したがってクラウドファンディングなどの資金調達方法を取り入れて開発を行うこと事例が結構頻繁に見られます。
一種のブームでもあるのかもしれません。
世界最小!iPhone用スタビライザーで美しい動画を撮ろう!! - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
斬新なスタビライザー情報をチェックしたいならば、クラウドファンディング界隈を注目しておくと、情報が入手しやすいですね。
支援しておけば、最新の機種がちょっとお得に手に入るかもしれません。
試すだけなら、レンタルも!
ちょっと試してみたい、一日だけしっかり撮影したいという場合は、レンタルという手もあります。
購入前にちゃんと自分の手で動作を確認したいといった場合にも有用でしょう。
また、レンタルであれば専門の人以外使わないような高価なスタビライザーだって使うことができるので、新境地を開拓できそうです。
おすすめはガジェット系のレンタルサービスとしては超有名な「Rentio」とかいいでしょうね。
「スタビライザー」で調べると有名どころが出てきます!
送料は全品無料なのはありがたいですね〜
ぜひチェックしてみてください!
参考:レンタルサービスの比較記事も書いています!
カメラスタビライザーの格安レンタルサービスを徹底比較!スマホ/GoPro/一眼レフ向け機種の料金等を調査したよ
さいごに
今回の記事で見てきたように、スマホスタビライザーの技術開発は日々とどまることなく進んでいるので、素晴らしい機能のスタビライザーでもかなり低価格で買えるようになってきています。
ほんといい時代です。
余談ですが、スマホ関連やドローン関連のガジェットは中国企業の成長が著しく、機能・デザイン・価格の全てにおいて世界を席巻し始めています。
日本の企業はこのままどんどん遅れを取っていってしまうのか、気になりますね…
とにもかくにもスマホでの動画撮影が一般的になって、どんどん普通のスマホユーザーが撮影する動画のクオリティーが上がっていきます。
だからこそ自分で撮影する動画もぜひともクオリティーをあげたいものです。
スタビライザーを使って、一気に見栄えの良い動画を撮ってみましょう。
【2019最新!GoPro用スタビライザー・ジンバル徹底比較おすすめ6選!最強手ブレ補正を実現しよう!】
スマホと並んで一般的になってきた動画撮影方法といえばゴープロ。
そんなゴープロ用のスタビライザーも多数発売されています。
どんな機種が人気なのか、売れ筋なのか、解説しています。
【カメラスタビライザーの格安レンタルサービスを徹底比較!スマホ/GoPro/一眼レフ向け機種の料金等を調査したよ】
スタビライザーに興味はあっても購入するまでには至らない人はレンタルする、という方法もあります。
スマホ対応スタビライザーのレンタルでおすすめのレンタルサービスを比較しています。
【モレスキンスマホケースが最高すぎた…手帳の高級感・質感を完全再現したユーザーの心を完全に掴む逸品】
私が使っているおすすめのスマホケースについてのレビュー記事です。
モレスキンという手帳メーカーをご存じの方は必見!