迫力ある映像、臨場感のある映像を撮影できることで一躍有名となったGoPro。
当初はアウトドアや野外スポーツといったシーンで人気になりましたが、最近はだんだんと一般の生活にも浸透してきており、例えばインスタグラムでは「#ゴープロのある生活」(101万投稿※)、「#ゴープロ女子」(20万投稿※)といったハッシュタグが高い人気を集めるほど映像撮影ツールとして一般的になってきています。
※投稿数はいずれも2018年3月24日時点
そんなGoProですが、使っていくにしたがってだんだんと「周辺機器」の重要さが身に染みてきます。
GoProは非常に高性能なカメラなのですが、単体では十分にその力を発揮することができません。
周辺機器を整備することによって最大限に力を発揮してくれるものなんですっ!(力説)
今回はそんな周辺機器の中でも重要度が高いと私が感じている「三脚」について詳しく解説していきます。
どんな種類があるのか、どんな基準で選べばいいのか、GoProの純正品はどんなものなのか、純正品以外に使いやすい物はあるのか…といった疑問を解決できる記事になっているはずです。
この記事を参考にして、自分のGoProライフにぴったりの三脚を見つけて頂ければ幸いです!
ちなみに、とにかくおすすめのGoPro三脚が知りたい!という方にはGoPro純正品の「3-Way AFAEM-001」をオススメします。
GoPro撮影に三脚って必要なの?
自撮り棒を使った撮影スタイルがかなり一般的になっているGoProですが、同時に三脚を揃えておくメリットはかなりあります。
GoProというのは基本的に手で持ち歩いての撮影が基本です。
しかし実際の撮影では「あー、ここでは設置して撮影したいなー」と思うことが多々あります。
例えば
- 両手を使っている場面の撮影をしたい
- 全身を写した集合写真を撮りたい
- タイムラプス撮影で時間の変化を凝縮した美しい動画をつくりたい
- 定点に設置してライブ感ある撮影を行いたい
といったような場面が出てくるんですよね。
こんなときに三脚を使えば思ったとおりの映像を撮影できます。
また三脚を使うことによって、ブレのない映像を撮影できるため、これだけでかなり映像の「プロっぽさ」を演出できます。
なにより視聴者にとって圧倒的に見やすい映像に仕上がります。
つまりGoPro撮影において三脚をつかうことで
- ブレのない高品質な見やすい映像が撮影できる
- タイムラプス撮影などの撮影の幅を広げることができる
という訳なんですね。
GoProと相性のいい三脚の条件
それではいざGoPro用の三脚を選ぼうと思ったときに、
GoPro用の三脚として相性のいい・使いやすいものはどういうものなのだろう?
普通の三脚とGoPro用の三脚って何か違いがあるのだろうか?
といった疑問がわくと思います。
そこで、ここではGoPro用の三脚として備えておきたい条件というものを確認していこうと思います。
基本的には普通の三脚でも問題ないが…
そもそもGoProで使うからと言って特別な三脚である必要はありません。
一般的な三脚でもGoProは問題なく使うことができます。
しかしGoProというのは普通のカメラとは違った特性を持っています。
その特性を活かすことができる三脚選びをしないとGoProのメリットをつぶしてしまうことになりかねないわけです。
ポイント①持ち運びしやすいこと
GoPro用の三脚としてまず第一に重要なのは「持ち運びがしやすい」ことです。
そもそもGoPro自体が、非常に小型で、それゆえに通常のカメラを持っていくのはちょっと…という場所にでも気軽に持っていけることが最大の売りとなっている製品です。
その利点をつぶさないためにも三脚は携帯しやすく、持ち運びが負担にならないようなものでなければ意味がありません。
どんなに三脚としての性能が高くても、持ち運びが大変なのであればGoProを使う意味がなくなってしまうため本末転倒な状況になってしまいます。
「持ち運びがしやすい」というのはまず押さえておくべきポイントです。
ポイント②丈夫な構造であること
GoProは完全防水のカメラで様々な自然環境下での撮影を可能にしています。
野外に持ち出して撮影するシーンも多くなります。
そういったGoProの用途を考えれば三脚も必然的に雨風にさらされたり、アウトドアの際に多少の衝撃を受けたりということが予想されます。
そうした影響に対してあまりにも弱いとせっかく買ったのにすぐに使えなくなるという事態になりかねません。
したがって製品の丈夫さというのも重要な指標のひとつになってきます。
ポイント③マウントが自由に調整できること
GoProは撮影したいと思った時にサクッと動画撮影ができるのが大きな利点です。
三脚を使った撮影を行う際にも簡単に調整ができることが重要になってきます。
したがって、こうした調整の自由度が高いものを選ぶべきですね。
ひとくちに三脚と言ってもマウント部分の構造にはいくつかの種類があり、この構造の違いによって調整の自由度が変わってきます。
具体的には「1WAY雲台」「3WAY雲台」「自由雲台」といったものがあります。
この中でも「自由雲台」「3WAY雲台」と言われるものは自由度が高く、GoProとかなり相性がいい構造です。
GoPro専用である必要はないが、機動性は重視しよう!
ここまでの話をまとめると
- 必ずしもGoPro専用の三脚を選ぶ必要はない
- しかしGoProの良さを活かすために機動性の高い三脚を選ぶことは重要
ということが言えます。
こうしたポイントを踏まえて三脚を選んでいくのが良いのではないかなと思います。
GoPro用三脚の種類
三脚はざっくりと分ければ大きさや用途によっていくつかの種類があります。
本格派のカーボン三脚から持ち運びに便利なトラベラー三脚、ファミリー三脚、低い位置のものを撮影するためのローポジション三脚、ミニ三脚などなど。
こうしたモノの中からGoProで使いやすいものは以下の種類になります。
ミニ三脚
卓上に置くことのできるサイズ感の「ミニ三脚」。
たたんだときの大きさが非常にコンパクトで、携帯性は抜群。
ほとんど荷物になりません!
そして小さいからと言って機能は侮ることができない高性能なものがいくつも登場しており、GoPro用三脚としては超定番です。
まずはミニ三脚から探してみるのがいいでしょう。
ローポジション三脚
ミニ三脚よりもしっかりとした構造でGoProの撮影環境をきっちり整えたい場合にはローポジション三脚も選択肢に入れていいでしょう。
ローポジション三脚はそもそも一眼レフなどのカメラで低い位置の花などをきっちりと構図を構えて撮影するためなどに用いられる三脚です。
構図をきちっと定めて撮影したい、長く使える安定感のある三脚を使いたいと言う場合にはかなり良い選択になってきます。
ファミリー三脚(一脚)
ファミリー三脚は使いやすさや携帯性を重視したものも多く、意外とGoProとの相性がいい三脚もあります。
あまり王道の選択肢ではありませんが、こういうのを求めてた!という方も案外多いのではと私は個人的にひそかに注目しているラインナップです。
特に比較的背の高いものを狙っている人には検討する価値のある三脚だと思います。
(また上記以外にも、一眼レフも同時に携帯するときなど場合によってはトラベラー三脚なども選択肢として加えてもいいでしょう。)
※専用・多機能三脚がスゴイ
GoPro社が開発したGoPro専用三脚や、ひとつで複数の使い方ができる多機能の三脚というのもあります。
これらはさすがにGoProでの使い方を念頭において作られているため、素晴らしいものが多いです。
当初は選べる種類が少なかったのですがGoProの普及にしたがって、かなり様々な種類が登場しています。
カメラや機械にあまり詳しくないのであれば、三脚の種類にこだわらずに専用製品から選ぶというのも良いでしょう。
GoPro三脚おすすめ6選!
それではいよいよ検討に検討を重ねて選んだGoPro三脚のおすすめ6選を発表していきたいと思います!
広くおすすめできる製品から順番に書いていますが、使い方によってどれがぴったりかはかなり変わってくると思います。
GoPro 3-Way AFAEM-001:これさえあれば大丈夫!という最強GoProアクセサリ
GoPro社から発売されている純正品のGoProアクセサリ。
自撮り撮影・手持ち撮影・固定撮影、の3つの撮影がこれひとつで実現できる3-WAY仕様のガジェットです。
とにかくこれさえあればGoPro撮影はだいたいカバーできるのでは!?と思えるほどの多機能性で、迷ったらとにかくこれを買えば良いよ!と自信を持ってオススメします。
三脚はグリップ内部に格納されており、携帯性も高い!
GoPro Shorty AFTTM-001:圧倒的なコンパクトさ&軽量さ!
こちらもGoPro社から出されている純正品アクセサリ。
とにかく機動性にこだわったGoPro専用のミニ三脚です。
その最大の特徴はコンパクトさと軽量さ。
たたんだ後のサイズはなんと11.7㎝でポケットに収まってしまうサイズ感。
重さもなんと63.5gとほとんど持ち運びには影響しない圧倒的な軽さ。
これぞGoProのために作られた三脚だ!と言わんばかりです。
Manfrotto PIXI Xtreme GoProアダプターキット MKPIXIEX-BK:あのマンフロットの三脚をGoProに!
次に紹介するのはカメラ三脚の国際的なブランドメーカー、Manfrotto社から登場したGoProGoPro専用の三脚です!
カメラに少しでも興味がある人なら聞いたことがあるでしょう、マンフロットの三脚。
特徴はそのデザイン性とユーザビリティ。
手触りも含めて見ていて飽きないとにかくかっこいいデザインがGoProユーザーの心をくすぐります。
そしてマンフロットが長年かけて磨き上げてきた三脚の技術が詰め込まれています。
Velbon ULTRA 353 mini:超精密三脚でこだわりのGoPro撮影を実現
さてこれまではGoPro用にデザインされてきた三脚を見てきましたがここからはGoPro用ではないけどGoProと相性のいい三脚を見ていきましょう。
まずこちらは国内老舗三脚メーカーのVelbonから発売されている卓上三脚。
特徴は一眼レフでの撮影にも使用できるほど精密に作られた構造です。
その一方で500mlのペットボトル程度の大きさで持ち運びも簡単なのがうれしいです。
こだわりのGoPro撮影を実現したい方にはオススメです!
JOBY ゴリラポッドSLRズーム&ボールヘッド:自由度の高い撮影を実現するスゴイ構造
GoPro撮影との相性が抜群の「ゴリラポッド」と呼ばれる有名三脚です。
ぐにゃぐにゃと自由に曲がる脚を持ち、巻き付けたりすることで様々なところに自由に設置して撮影することが可能です。
もちろんしっかり自立もして、狙い通りの構図を決めることができます。
様々な種類があり、ここではあえて一眼レフ用の大型のモデルを紹介しています。
その理由はこのモデルが最も作りがしっかりしており、GoProらしい幅広い撮影に対応できるからです。
廉価版モデルもあるのですが、脚が折れやすかったり自立が不安定だったりと問題も多いので、しっかりしたものを購入することをオススメします。
Velbon Pole Pod EX:中型三脚なのに設置が超カンタン&素早い!
最後に紹介するのはいわゆる「ファミリー三脚」と呼ばれるものです。
中型三脚で人込み越しにでも安定した撮影を行うことが可能です。
高い位置からの安定した撮影を実現してくれるGoPro三脚というのはなかなかいいものがないのですが、こちらは機動力も高くGoProの良いところを消さずに使うことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
GoProの良さを120%引き出してくれる三脚の存在はやはり欠かせないものになっていますよね。
GoProが広く使われるようになり、動画コンテンツがさらに日常に深く浸透してきたことを感じます。
自分の動画のクオリティを高めて、一歩先を行くGoProユーザーを目指してみてはいかがでしょうか?
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