みなさん「桑酒」ってご存知ですか?
滋賀県長浜市の山路酒造で製造販売されている桑の葉を漬け込んだ焼酎です。
桑を漬け込んだお酒なんてなかなか想像できませんが、これが想像以上においしかったので今回はこれをレビュー。
ネットなどでは販売されておらず、実際に酒蔵に伺って買ってきましたよー。
※ちなみに滋賀の日本酒のまとめ記事も書いています!
滋賀の日本酒蔵元まとめ【完全版】おみやげ・贈り物にしたいおすすめ地酒ランキングベスト6付き! - のさかんぱにー!
北國街道沿いの美しい酒造「山路酒造」
北國街道は北陸から京都に向かうかつての物流の道。
滋賀のこの地域はかつて養蚕が盛んで、街道沿いに桑畑がつづいていました。
浜ちりめんと呼ばれる高級布が生産され、京都まで運ばれていました。
そうした経緯から街道沿いは賑わいを見せていたと言われます。
桑酒は470年以上前、「後園の桑を用いて酒をつくれ」との夢のお告げを受けた祖先が作り始めたのだとか。
おもしろい経緯の逸話ですよね。
それだけ当時桑栽培が盛んで身近なものだったのでしょう。
実は滋賀県の長浜は私の地元なんですが、恥ずかしながら桑酒も山路酒造さんも知りませんでした…
今回訪れられて良かったです!
桑酒のラベルがかっこいい
ラベルの周囲を取り囲む植物はおそらく桑でしょうか。
伝統を感じるかっこいいラベルです。
内容量は900ml。
しっかりと近江名産と書かれています。
由来や製法、飲み方が裏面に書かれています。
桑酒の飲み方:モヒート風に頂くのが最高
購入時に頂いたおすすめの飲み方は「モヒート風」。
これがですね、めちゃくちゃおいしいんです。
桑酒は近江のモチ米と麹、そして桑の葉を独自の製法で焼酎に漬け込んだもの。
みりんのような製法が取られているそうです。
そのためか、ほのかな甘みと口触りの良さが特徴です。
今回はその桑酒をレモン炭酸水と1:2で割っていただきました。
さっぱりして爽やか!
レモンのスライスなんかを入れたら最高でしょうね!
ちなみにおつまみにはカチョカヴァロのステーキをクラッカーに乗せたものをチョイス。
チーズのコクと桑酒のさっぱりとした甘みが合います!
桑酒は長浜のお土産にめちゃくちゃおすすめですよー!
そんな感じ!