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滋賀の日本酒蔵元まとめ【完全版】おみやげ・贈り物にしたいおすすめ地酒ランキングベスト6付き!

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近年日本酒人気が若い世代にも高まっていると言います。

かつては古臭いイメージが付きまとっていた日本酒ですが、ローカルへの注目をきっかけに地酒が人気を集めたりと日本酒は各方面から再評価されています。

土地ごとに風合いの異なる地酒はその土地のお土産や贈り物としても喜ばれますよね。

 

今回取り上げる滋賀県は近江牛などが有名ですが、実は日本酒も非常に高い評価を受けている銘柄が多数存在します。

そんなわけで滋賀県出身の筆者が地元滋賀の日本酒の酒蔵・銘柄をまとめてみました。

観光で訪れるも良し!

お土産や贈り物用に購入するもよし!

魅力的な滋賀の地酒を見ていきましょう!

とにかくおすすめの滋賀の地酒を知りたい方は松瀬酒造の「松の司」と

笑四季酒造の「SENSATION」がオススメです!

 

滋賀と日本酒

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日本酒と滋賀県は実はとても相性が良いんです!

あまり知られていませんが、酒蔵の数が全国的に見ても多く、日本酒造りに適している環境だと言われています。

酒蔵の数

滋賀県には大きな酒蔵はありませんが、小さいながらも有名な魅力あふれる酒蔵が数多くあります。

平成25年の「国税庁 清酒製造業の概況」によると全国には1495の酒蔵があり、最も多くの酒蔵が存在する新潟県は89の蔵が集中しています。

滋賀県はというと、43の酒蔵が存在しなんと全国で第10位

トップ10入りを果たしているんですね。

長野、山形、福島などもトップ10入りを果たしており、原料となる米の名産地で酒蔵が多い傾向が見て取れますね。

名水と好適米

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日本酒つくりに欠かせないのはやはり「」と「」。

美味しい日本酒を創るためには名水と好適米が欠かせないと言われており、銘酒が生まれる地域は必ずこれらの存在する土地だと言っていいでしょう。

そういう意味では滋賀県はまさに日本酒生産の適地!

滋賀で作られるコメは近江米としてブランド化されるほど品質が高いですし、山に囲まれた地形から綺麗な水が県内各地でとれる環境にあります。

そんな滋賀で作られた日本酒がおいしくないはずがありませんよね!

滋賀は知る人ぞ知る日本酒の名産地なのです。

好適米の種類

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日本酒造りに米が必要だということをご存知の方は多いでしょうが、日本酒つくりに使われる米はただの米ではなく「酒造好適米」と呼ばれる種類の米なのです。

この酒造好適米には滋賀県で主に作られているものもあり、日本酒の味を決める大きな要因の一つとなっています。

滋賀県内の蔵元でよく使われる好適米は以下の4つです。

吟吹雪(ぎんふぶき)

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ほぼ滋賀県のみで栽培されるまさしく滋賀オリジナルの好適米です。

滋賀県の農業試験場が1998年命名し、平成28年度のデータでは年間42トン生産されています。

使われているのもほぼ県内のみなんだとか。

系譜としては母に山田錦、父に玉栄という有名品種を持ち、品質の良さと栽培のしやすさを兼ね備えた品種と言えます。

滋賀渡船6号(しがわたりぶね6ごう)

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名前に滋賀を冠する酒米としてぜひ覚えておきたいのがこの滋賀渡船6号。

「幻の酒米」などと呼ばれることもあるそうです。

その理由は滋賀渡船が昭和34年ごろまでは県内でも栽培されていたものの、それから半世紀ほどはほとんど栽培されなくなってしまった品種であっからです。

平成16年になって、県の農業試験場にわずかに残されていた麹からこの品種が復活され、ついに平成18年頃には酒造りに使えるようになったのだとか。

滋賀と深い縁を持つ品種なんですね。

玉栄(たまさかえ)

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玉栄は滋賀県と鳥取県の2県を中心に栽培される酒造好適米です。

かなりメジャーな好適米で平成28年度には全国で655トン(内、滋賀県で426トン)が生産されています。

切れのある辛口な日本酒が作りやすいのですが、難点は品質の高い日本酒を安定して作るのが難しいこと。

酒蔵の技術が問われる品種と言えそうです。

県内の11蔵で使われているとのことで飲み比べてみると楽しそうです!

山田錦(やまだにしき)

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「酒米の王様」と言われる山田錦。

誰もが一度は聞いたことがある品種でしょう。

もちろん滋賀県でも生産されており、様々な地酒で使われています。

しかし山田錦と一口に言っても生産地によってやはり味は変わってきます。

滋賀県で生産された山田錦を使っている地酒と他地域の山田錦を使った地酒を比べてみるのも面白そうですね。

地酒選びのポイント

蔵元の歴史・ストーリーを知る

日本酒の選び方は様々なものがあるでしょう。

本醸造酒や吟醸酒なんかの製法で選ぶのもいいですし、甘口・辛口などの味わいで選ぶのもいいでしょう。

しかし個人的には地酒というのはその蔵元が日本酒を生産してきた歴史・経緯みたいなもので選ぶと楽しいのではないかと思います。

特に滋賀県は歴史的に重要な場所が多く、酒蔵・蔵元ごとに様々なストーリーがあります。

歴史上の重要人物と関わりの深い蔵元もたくさんあります。

こうした蔵元の歴史やストーリーを知って飲むお酒はなんとも味わい深く感じます。

好みの違いはあれど、滋賀の地酒はどれも非常においしいです。

ぜひ「ストーリー」で地酒を選んでみてはいかがでしょう。

酒蔵で話を聞きながら選ぶという贅沢

そういう意味では蔵元を実際に訪れてお話を聞きながらお酒を選ぶ、というのは最も贅沢なお酒の選び方でしょう。

酒蔵は自前の直売所を備えているところも多く、試飲しながら選べる場合もあります。

もちろん事前に連絡が必要ですが、観光客などでも見学をさせてもらえることもあるので、一度連絡してみるといいですよ。

実際私は山路酒造などは突然訪問したのに丁寧に対応していただきました(見るだけと思っていたのに思わず買ってしまいました笑)

なんとなく酒蔵の方って気持ちよく対応してくださる方がすごく多いように思います。

そういう対応を見るとファンになってしまいますよね。

酒蔵のファンになるような買い物が一番贅沢な買い物であるように思います。

酒造好適米で選ぶ

滋賀には「滋賀渡船6号」や「吟吹雪」「玉栄」など他地域ではあまり見られない酒造好適米があります。

これらの独自の好適米で作られた日本酒を狙って飲んでみるのもワクワクしますよね。

滋賀らしい日本酒を楽しみたい場合は酒米を基準に選んでみるのもオススメです。

ジャケ買いも楽しい

日本酒の瓶にはラベルが貼っていますが地酒のラベルは個性豊かで、こういったラベルをコレクションしている人もいるほどです。

地酒を選ぶ際にはぜひこのラベルにも着目して選ぶと楽しいですね。

CDでいう「ジャケ買い」のようなものです。

滋賀の地酒もこだわったラベルデザインがいくつもあるので、ぜひデザインにも注目して選んでみてはいかがでしょう。

所在地一覧

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この記事を書くにあたってGoogleマップで県内の酒蔵の所在地をマップ上に落とし込んでみました。

見学などで訪れたい場合は近場の酒蔵をのぞいてみると思わぬ出会いがあるかもしれませんね!

Google マップ:滋賀の蔵元一覧マップ

※ここに載せているのは滋賀県酒造組合に加入している蔵元がほとんどを占めています。しかし実際には組合に加入していない蔵元もあります。

蔵元とその代表的な銘柄一覧

では滋賀県内の蔵元を北部から南部、そして西部へと順番に見ていきましょう。

山路酒造

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所在地:〒529-0425 滋賀県長浜市木之本町木之本990

代表銘柄:北國街道

1532年創業の日本で5番目に古い酒蔵

北陸と京の都を結ぶ流通のかなめとして機能していた北國街道沿いで470年余り酒造りを続けています。

減農薬で栽培された滋賀県産の「玉栄」や「山田錦」などのこだわりの原料が特徴の一つです。

この蔵を訪れたときの記事も書いています(このときは日本酒以外を買いましたがw)

レビュー記事▶滋賀長浜のお土産に:山路酒造の桑酒をモヒート風に頂くのがおいしすぎる

冨田酒造

所在地:〒529-0425 滋賀県長浜市木之本町木之本1107

代表銘柄:七本槍

滋賀の地酒ブランドとして有名な七本槍。

これを製造するのが冨田酒造です。

460年余り続く超老舗の酒蔵で昔ながらの厳寒仕込で作られるお酒は一級品。

佐藤酒造

所在地:〒526-0805 滋賀県長浜市榎木町 滋賀県長浜市榎木町979

代表銘柄:湖濱(こはま)

2010年9月に設立された非常に新しい酒蔵です。

しかし怒涛の勢いで成長を続け、国内外で様々な賞を獲得するなどその実力は広く知られています。

今後を注目すべき酒蔵のひとつです。

岡村本家

所在地:〒529-1165 滋賀県犬上郡豊郷町吉田100

代表銘柄:金亀(きんかめ)

1854年に彦根藩主の井伊家より酒造りを命じられたことをきっかけに創業した酒蔵。

代表的な銘柄の金亀は彦根城の別名「金亀城」が由来。

施設内は整備され、酒蔵見学などを積極的に受け入れている。

古民家で酒蔵料理の店も経営している。

藤居本家

所在地:〒529-1303 滋賀県愛知郡愛荘町長野793

代表銘柄:旭日

江戸時代から続く蔵元で、宮中へ御神酒を献上する役目をつかさどってきた。

酒蔵の建築法が珍しいことで有名で国の登録有形文化財に指定されている。

事前予約をしておけば酒蔵見学&試飲を楽しむことができる。

増本藤兵衛酒造店

所在地:〒521-1213 滋賀県東近江市神郷町1019

代表銘柄:薄桜(うすさくら)

 「滋賀地酒の祭典」2007で第一位に輝いたこともある実力派酒蔵。

創業は1868年で蔵のそばの増本酒店で直販も行っている。

中澤酒造

所在地:〒529-1422 滋賀県東近江市五個荘小幡町570

代表銘柄:一博

1948年創業と酒蔵としては比較的新しい。

しかし2000年には当時の日本酒消費の低迷を受けて休業。

その後現当主が修行を経て2015年に再興を果たした「復活の蔵」。

西勝酒造

所在地:〒523-0862 滋賀県近江八幡市仲屋町中 滋賀県近江八幡市仲屋町中6

代表銘柄:湖東富貴(ことぶき)

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平安時代に宮中で生まれ「不老長寿」の秘薬としてもてはやされた酒を現代風にアレンジ湖東富貴をはじめとした特徴あるお酒を販売。

近江商人の町、近江八幡で1717年に創業。

「本物づくり」に情熱をかけてきた酒蔵として記録が残る。

近江酒造

所在地:〒527-0022 滋賀県東近江市八日市上之町9−16

代表銘柄:志賀盛(しがさかり)

 1917年、当時としては先駆的な株式会社方式で設立された酒蔵。

 日本初の本格的な飛行場が近くにあったことから航空隊御用達の日本酒として愛飲された。

酒造りに適切な地形・気候の条件が整っていたため、八日市に設立されたといわれるほど、場所選びにこだわった。

畑酒造

所在地:〒527-0091 滋賀県東近江市小脇町1410

代表銘柄:大治郎

創業100年を迎える酒蔵。

滋賀の地酒として人気の大治郎を製造することでも知られる。

4代目蔵元は新成人が米から日本酒をつくる「19歳の酒プロジェクト」を行うなど、日本酒の普及活動にも積極的。

喜多酒造

所在地:〒527-0054 滋賀県東近江市池田町1129

代表銘柄:喜楽長(きらくちょう)

こちらも滋賀の地酒として大変人気の高い喜楽長の製造で有名な酒蔵。

1820年に創業以来、酒造業を代々200年弱受け継いできた。

戦前から能登杜氏にこだわって酒造りを進めている。

松瀬酒造

所在地:〒520-2501 滋賀県蒲生郡竜王町弓削475

代表銘柄:松の司(まつのつかさ)

1860年創業の酒蔵。

近年代表的な銘柄である「松の司」が高く評価を受けており、滋賀を代表する地酒を製造するメーカーとして人気が高い。

地下120メートルからの地下水や原料米にこだわった製造によって高い品質を維持している。 

矢尾酒造

所在地:〒529-1662 滋賀県蒲生郡日野町中在寺512

代表銘柄:鈴政宗

スポンサーがつくほどの凄腕スノーボーダーであり、かつてはクラブDJもしていたという業界の異端児が蔵元を務める矢尾酒造。

200年以上の歴史がありながら近年は新たな銘柄を次々と投入するなど、今後の躍進が期待される。

竹内酒造

所在地:〒520-3106 滋賀県湖南市石部中央1丁目6−5

代表銘柄:香の泉

地元の酒として140年以上親しまれてきた竹内酒造。

飲みやすい日本酒から本格的な日本酒まで取り揃えているメーカー。

太田酒造

所在地:〒525-0034 滋賀県草津市草津3丁目10−37

代表銘柄:道灌(どうかん)

太田酒造は日本酒のみを製造しているわけではなく「日本一小さな総合酒類メーカー」として日本酒はもちろんワインや焼酎まで手掛けています。

約130年前の江戸末期に創業し、年貢米の近江米を有効に使うために酒造り始めたのだとか。

兵庫の灘にも蔵を持っているなど、幅広く事業を行うメーカーです。

古川酒造 

所在地:〒525-0053 滋賀県草津市矢倉1丁目3−33

代表銘柄:天井川

東海道草津宿に面した昔ながらの酒蔵。

創業は江戸時代とみられるが詳しい年代はわからない。

素朴で骨太な味わいが特徴。

試飲や見学はもちろん、酒づくり体験も行っており、かなりオープンな酒蔵です。

北島酒造 

所在地:〒520-3231 滋賀県湖南市針756

代表銘柄:御代栄

200年以上の伝統と、革新的な技術を取り入れる北島酒造。

幻の酒米「渡舟」の復活にもいち早く力を入れてきた。

発信などにも力を入れている、新しいことに敏感なブランド。

藤本酒造

所在地:〒528-0064 滋賀県甲賀市水口町伴中山696

代表銘柄:神開(しんかい)

甲賀忍者の里としてしられる甲賀に位置する酒蔵。

1763年ごろ先祖が日本酒をつくっていたが質が良くなく、神のお告げに従って井戸を掘ったところ質の良い水が出て格段においしい酒ができたという逸話から「神開」が生まれたのだとか。

美冨久酒造

所在地:〒528-0025 滋賀県甲賀市水口町西林口3−2

代表銘柄:美冨久(みふく)、三連星

平成29年で創業100年を迎え酒蔵。

東海道53次50番目の宿場町水口町に位置し、昔ながらの天然醸造法でも製造している。

国内外で様々な賞を受賞し、滋賀県内でも最も評価の高い酒蔵のひとつ。

西田酒造

所在地:〒528-0015 滋賀県甲賀市水口町松栄1−29

代表銘柄:酔小町

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1868年創業の酒蔵。

あまり知られていない小さな蔵であるが、良質な日本酒をつくる。

笑四季酒造

所在地:〒528-0031 滋賀県甲賀市水口町本町1丁目7−8

代表銘柄:SENSATION

明治25年に創業された酒造メーカー。

「独創的にして美味なる酒と感動を、より多くの人に伝えたい」という信条のもと、オリジナリティあふれる日本酒を数多く製造している。

しかし決して奇をてらったわけではなく、確かな品質が確保されているメーカーで、固定ファンも多い。

滋賀酒造

所在地:〒528-0046 滋賀県甲賀市水口町三大寺39

代表銘柄:貴生娘

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昭和元年の創業から変わらぬ味を守り続けてきた伝統ある酒蔵。

一方で焼酎や地ビールの製造も手掛ける。

安井酒造場

所在地:〒528-0234 滋賀県甲賀市土山町徳原225

代表銘柄:初桜(はつさくら)

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明治17年創業の酒蔵。

周辺はお茶の名産地であり茶畑が広がる。

自然豊かな環境の中で高品質の酒を造り続けてきた。

望月酒造

所在地:〒520-3425 滋賀県甲賀市甲賀町毛枚1158

代表銘柄:寿々兜(すずかぶと)

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1800年前後に創業した酒蔵。

戦中からしばらく休業していたが1995年に復活。

瀬古酒造

所在地:〒520-3421 滋賀県甲賀市甲賀町上野1807

代表銘柄:忍者

忍者の里甲賀の山奥に位置する瀬古酒造。

冬の厳しい寒さと豊富な天然水によって酒造りに適した土地として盛んに酒が造られてきました。

そんな土地で古来から伝わる手法で作られるキレのある日本酒が人気です。

上原酒造

所在地:〒520-1512 滋賀県高島市新旭町太田1524

代表銘柄:不老泉

滋賀県を代表する有名な日本酒蔵元のひとつ、上原酒造。

「迪(みち)に恵(したが)へば吉。」を掲げて丁寧な酒造りが評判。

辛口・甘口という分類を超えた「旨口」を提唱している。

その味を実現するために全国でもなかなか類を見ない製法で酒造りを行っている。

 

お土産・贈り物にオススメの地酒ランキングベスト5!

 さてここまで様々な滋賀の蔵元を見てきました。

それらの酒蔵で製造される日本酒の中から、筆者がイチオシの銘柄を6つ厳選してご紹介したいと思います。

滋賀で生まれて、そして滋賀を出たからこそ分かるおいしい滋賀の日本酒はコレだ!というラインナップです。

これはおいしい!と感動したものだけを載せています。

滋賀らしい旨みを感じるものばかりなので、お土産や贈り物にもぴったりでしょう。

実際私も人に上げるときはほぼこれらの中から選んでいますね。

1.松の司 純米大吟醸「陶酔」

第一位は松瀬酒造の代表的な銘柄「松の司」。

松の司の特徴としてはリンゴやメロンに近いような果実香が挙げられます。

フルーティーな香りが心地よく、その一方で舌触りもさらりとしていて飲みやすい。

口に含んだ際のアタックははっきりしているのに優しいんですね。

これまで飲んだ日本酒の中でもひときわ上品で味わい深い一品でした。

2.笑四季 SENSATION

若い人や性に特にオススメなのは滋賀県が誇る攻めの日本酒ブランド笑四季酒造のSENSATIONです。

まずはラベルを含めた全体のデザインを見てください。

まるでワインのボトルかと思うような洗練されたデザインです。

しかしこの日本酒はその選び方で正解です。

なぜなら飲めば本物だとよくわかるから。

熱烈なファンを持つこの銘柄の特徴はボリューム満点の香りと甘み

とにかくこれは一度飲んだら忘れられません。

3.七本槍 純米吟醸 吟吹雪

滋賀らしいお酒として特にお土産にオススメなのは、近年注目されている滋賀の酒造好適米「吟吹雪」を使った七本槍 純米吟醸 吟吹雪です。

日本酒らしいキレのある仕上がりで、日本酒好きも納得の味わいです。

個人的には流行りの華やかな有名日本酒よりも好きだったりするので一度はお試しいただきたいですね。

4.不老泉 山廃純米吟醸

日本酒としてのバランスと品質の良さでいえば不老泉は外せません。

伝統ある上原酒造が高い技術で作りだした山廃純米吟醸酒は滋賀の日本酒の最高峰と言っても過言ではないでしょう。

間違いなく滋賀が誇る美味なる日本酒です。

5.気楽長 大吟醸

華やかな味の日本酒やガツンとアタックのある日本酒ももちろんいいですが、落ち着いたじっくりと味わう日本酒を飲みたいときには気楽長がベストでしょう。

しっかりと果実香をのこしつつ後から米の旨みを感じさせる日本酒です。

番外編:日本酒以外のお酒

さて最後に少しだけ番外編ということで日本酒以外の滋賀県のお酒をご紹介します。

実は日本酒以外にも滋賀県産のお酒ってあるんですね。

NINE LEAVES 【ラム酒】

大津市で2013年に開業したラム酒のメーカーです。

長石鉱山から湧き出る水が硬度12という日本の蒸留酒製造でも珍しい超軟水だったことからヒントを得て、滋賀県での製造を始めたのだとか。

洗練されたデザインも魅力的です。

山路酒造【桑酒】

 山路酒造は日本酒の酒造メーカーですが、長年「桑酒」という独特のお酒を造っています。

桑酒は桑の葉を漬け込んであり、独特の甘みがあるお酒です。

モヒートのようにして飲むと絶品なんですね、これが。

結構衝撃を受けたのでレビューもしています!

レビュー記事▶滋賀長浜のお土産に:山路酒造の桑酒をモヒート風に頂くのがおいしすぎる

毎月おいしい日本酒に出会える日本酒の定期便「saketaku」がすごい

滋賀だけでもこれほどの日本酒の蔵元が有り、さらに蔵元ごとに様々な銘柄があるんですね。

一体日本全国にはどれほどの種類の日本酒があるのだろう、と驚かされます。

一説には1万5千もの日本酒があるのだとか。

そんな数多くの日本酒があれば出会うことなく終わってしまう「銘酒」もあるでしょう。

そうしたお酒に出会うのを「運」に任せていてはもったいないと思いませんか?

しかしそんな知られざる銘酒を定期的に味わう事ができるサービスがあるんです。

それが「saketaku」です。

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厳選された希少な日本酒をソムリエがセレクトして宅配してくれます。

送られてくるものは季節に合わせたものになっており、それぞれのお酒に、解説書・飲み方の提案・コラムなどがセットになって送られてくる充実っぷりです。

ぐいのみやおつまみなどのオマケも毎月なんらか届くのだとか。

これで月々2980円〜という安さ…。すごくないすか…。

さらに満足できない場合には「全額返金保証」もついているので、損することもないです。必要ないと思ったらすぐにでも解約できます。

正直、日本酒好きにはたまらなすぎるサービスです…!!

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まとめ

いかがでしたでしょう。

滋賀県は知られざる日本酒の名産地だということが見えてきたのではないでしょうか。

小さな酒蔵が多いですが、その分それぞれの酒蔵ごとに丁寧に日本酒が作られており、魅力的な日本酒が数多く存在します。

熱烈なファンの多い蔵元もあり、一度ハマると滋賀の日本酒の魅力に取りつかれてしまいます。

ぜひ自分のお気に入りの銘柄を見つけて、滋賀の日本酒を楽しんでみてくださいね。