年間約200万人の観光客が訪れると言われる滋賀県長浜市の「黒壁スクエア」。
江戸から明治にかけての歴史的な建築物群を活用した滋賀県屈指の観光スポットです。
その名の通り黒い壁で統一された建築が連続しており、美術館やギャラリー、工房、カフェなどが立ち並んでいます。
中でも旧黒壁銀行は黒壁ガラス館として有名で、日本最大級のガラス芸術の展示エリアとしても広く知られています。
今回はそんな魅力溢れる黒壁スクエアを観光する際に役立つ情報を地元長浜出身の筆者が、全力でまとめてみました。
公式の情報ではなかなか出てこないツウな情報もたっぷり詰め込みました!
少しでも長浜を楽しんでくださる方が増えることを願っています。
- 黒壁スクエアとは
- 黒壁スクエアの歴史
- 滋賀県No.1の観光地!
- まず押さえておきたい定番観光スポット
- ちょっと渋い観光スポット
- グルメ・ごはん
- カフェ
- 食べ歩き
- お土産・ショッピング
- まちあるき面白ポイント
- ホテル
- まとめ
黒壁スクエアとは
滋賀県長浜市の旧市街地にある伝統的な建築物群を活用したエリアを一般的に「黒壁スクエア」と呼びます。
スクエア【square】には「正方形、四角」などの意味もありますが、そのほかにも「広場、街区」といった空間を指し示す意味もあります。
つまり黒壁スクエアというのは行ってみれば「黒壁街区」のような意味合いですね。
ニューヨークにはタイムズスクエアと呼ばれる超有名な繁華街がありますよね。
このスクエアも意味合いとしては同じといっていいでしょう。
では黒壁というのは何なのでしょう。
これは長浜の旧市街の中心的な建築物だった旧銀行の建築物が「黒壁銀行」という愛称で呼ばれていたことが由来だと言います。
黒壁銀行は黒漆喰を使った和風建築物であり、和とモダンの融合が美しい建築物でした。
黒い壁がそれだけ大きな特徴的であり、地域の人の人気を集めていたのでしょう。
そこでこの黒壁がこの地区一帯の象徴的なランドマークであるとして地区の名称に冠されるほどになったわけです。
黒壁スクエアの歴史
それでは黒壁スクエアの歴史を簡単にご紹介します。
「黒壁銀行」取り壊しの危機
かつての長浜の中心市街には第百三十銀行という名称の銀行がありました。
この第百三十銀行は1899年竣工の建築物で、その黒い外壁から地域の人々には「黒壁銀行」と呼ばれ親しまれていました。
その後も長い間長浜の人々から愛された黒壁銀行ですが、1980年代に入り取り壊しの危機に直面します。
1970年代中頃から1980年代にかけて長浜では郊外への大型店舗の進出が相次ぎます。
それに伴って中心市街の商店街は大きなダメージを受け、最盛期には600店舗ほどあった店が150店舗ほどにまで急激に落ち込みます。
こうした流れから黒壁銀行の建築物も取り壊しの計画が持ち上がったのです。
第三セクター「黒壁」の設立
こうした取り壊しの動きに対して、地元企業などを中心として旧市街の保存と再生を目指した活動が始まります。
1988年には長浜市と地元の民間企業8社が合同で設立した第3セクター「黒壁」が立ち上がります。
この「黒壁」は旧市街の古建築の保存と再生を目的とした博物館都市構想というものを掲げていました。
この構想の中で多くの人を集めるための仕掛けとして古建築を利用してガラス工芸を展示するガラス街道化計画が立案さました。
この時の計画が今の黒壁スクエアに続く礎となったわけですね。
新快速の開通と発展
「黒壁」設立の翌年、1989年には旧黒壁銀行を改装した「黒壁ガラス館」がオープンします。
さらに周辺の建築物を次々と美術館、ガラスショップ、工房、カフェなどに改修していき、10館を再生するに至りました。
関連施設を含めると30もの古建築が再生されたのだとか。
さらに時代の流れも長浜を後押しします。
1991年には新快速電車が長浜まで開通し、多くの観光客が長浜に来ることのできる基盤がそろいました。
こうして年間200万人と言われる観光客が訪れる有数の観光地に成長したわけです。
今や地方創成の成功例として全国各地から視察が絶えないのだそうです。
滋賀県No.1の観光地!
この中で最も多くの観光客が来訪した施設が黒壁スクエア内の「黒壁ガラス館」だったのです。
つまり黒壁ガラス館は滋賀県No.1の観光施設!
黒壁ガラス館だけで年間約183万人が来館したのだとか!
2位には近江八幡市の有名菓子メーカーたねやの店舗である「ラ・コリーナ近江八幡」、3位には初詣などで多くの参拝客が訪れる「多賀大社」がランクインしています。
また6位にはひこにゃんで有名になった国宝の「彦根城」なども入っています。
こうした施設を押さえて最も滋賀県で人気の観光地となった「黒壁スクエア」がいかに魅力あふれる場所なのかよくわかりますね。
ちなみに滋賀県全体としても観光客は近年は年々増加を続けており、京都などを訪れる観光客もあわせて立ち寄るほど人気の観光地になっているのだとか。
まず押さえておきたい定番観光スポット
それではいよいよ黒壁スクエアの観光スポットをご紹介していきましょう!
まずは黒壁スクエアに来たら外せない定番の観光スポットから!
黒壁ガラス館(黒壁1號館)
黒壁スクエアで最も有名かつ人気なのが「黒壁ガラス館」です。
ガラス館だけで年間180万人が訪れる黒壁スクエアを代表する観光スポットですね。
エントランスをくぐるとあたり一面、所狭しとガラス製品が並べられています。
アクセサリーなどの小さなガラス細工からインテリア用のものまで多種多様な製品がそろっています。
一体何種類あるんでしょうか…!
空間としてはそれほど広いわけではないのですが、美しいガラスの並ぶキラキラした空間に心が躍ります。
それぞれの製品がどれも繊細で技巧が凝らされているので見ていて飽きません。
レジ横の階段を上っていくと、2階部分も観ることができます。
2階からは1階が吹き抜けになって眺めることができます。
▲2階から1階を見た様子
もちろん2階にも様々な製品が並びます。
1階の展示に比べると比較的高価なものやインテリア的なものが多い印象でした。
▲ガラスの人形たち
▲不思議な仮面も展示されていました。建物と相まって雰囲気あります…!
黒壁ガラススタジオ(黒壁2號館)
黒壁ガラス館の裏手に併設される「黒壁ガラススタジオ」は、ガラス工房とショップが一体となっています。
ここにはガラスの加工施設が来館者にも見えるように設置されており、ガラス越しに加工が行われている様子を間近に見学することができます。
日本国内では希少な「エングレーヴィング技法」が可能な工房としても知られているように高い技術を持っている工房なのだそう。
長浜オルゴール堂(黒壁3號館)
こちらも黒壁スクエアを代表する店舗、オルゴール館です。
ガラス館のすぐ裏手にあり、黒壁スクエアの中心部に位置するのでアクセスは良好。
気軽に立ち寄ることができます。
店内には美しい数多くのオルゴールが展示・販売されており、中には鉄製ディスクを利用した貴重なオルゴールも。
オルゴール館で人気なのはオルゴールのデコレーション体験。
自分で好きな曲のオルゴールを選んで好きなデコレーションを施すことができます。
海洋堂フィギュアミュージアム龍遊館
フィギュアの造形・企画販売で全国的に有名な海洋堂。
そんな海洋堂の常設展示館は全国に2つあり、ひとつはなんと黒壁スクエア内にあるんです!(もうひとつは高知県の四万十町)
フィギュアと聞くと美少女モノなんかを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、共有をはじめ大仏など大人が熱中できるような精巧なものが目白押し!
来館者の満足度の高い施設なのでぜひ足を運ぶことをオススメします!
※海洋堂ミュージアムは2019年春に移転予定です。そのため2017年12月~2019年4月までは長浜アートセンター内に臨時で移設されています。開業から12年目の移転ということで新しくなる施設が楽しみですね!
ギャラリーAMISU(黒壁14號館)
ギャラリーAMISUはガラスの器を中心に手仕事で丁寧につくられた上質なモノを扱うギャラリーです。
とにかく店内には美しい食器が並びます。
こんなものに囲まれて毎日過ごせたら、と想像しながら見て回ると豊かな気持ちになれます。
まさに「ほんもの」を集めたギャラリーですね。
長浜アートセンター(黒壁30號館)
「様々なアートに出会うコミュニティセンター」ということで長浜のアートの拠点となっている「長浜アートセンター」。
日々様々な企画展が開催されており、アート好きにはたまらない施設です。
まちの美術館、といったところでしょうか。
今は海洋堂ミュージアムの移転に伴い、精巧なフィギュアの展示が行われています。
ちょっと渋い観光スポット
お次は近辺の観光スポットもチェックしていきましょう!
ちょっと渋い観光スポットですが長浜を知ることのできる味のある場所ばかりです。
長浜市曳山博物館
長浜を語るうえで外せない「長浜曳山祭り」!
山車のうえの舞台でこどもが歌舞伎を披露する「こども歌舞伎」が行われることで有名な祭りです。
この曳山祭りに特化した博物館が「長浜市曳山博物館」です。
祭りで使われる大きな山車の実物がが実際に見られるほか、祭りの伝統を映像などで学ぶことができます。
まつりで演奏される和楽器などの演奏会や企画展なども頻繁に行われているようです。
大手門通り沿いにあるのでアクセスも便利ですね。
大通寺
黒壁スクエアからほど近く、ながはま御坊表参道と呼ばれるかつてのメインストリートにある大通寺。
長浜の人々からの信仰を集める寺として地域の移り変わりを見守ってきました。
非常に立派な寺院で入り口の門は見ごたえ抜群です!
北國街道安藤家
北國街道にある旧安藤家の邸宅。
室町時代にこの地に移り住んだ旧家で、秀吉から長浜の自治を委ねられ町衆文化の礎を築いたのだとか。
長浜の歴史を語るうえで外せない人物なんですね。
現在は「長浜まちづくり株式会社」という黒壁周辺をはじめとした長浜のまちづくりを担う民間企業の拠点になっています。
長浜のまちづくりを代々担ってきた伝統を引き継いでいるようで、素敵ですね。
家屋や庭が美しく、見学も可能なようなので古い建築に興味のある方はぜひ!
旧開知学校
旧開知学校は、滋賀県で最初に開校した小学校として国の登録有形文化財にも指定されている歴史的な建造物です。
明治7年(1874)に町民の寄付によって建てられ、現在は会議室や展示場として使われているとのことです。
てっぺんの八角形の塔が印象的で、いわゆる疑洋風建築と呼ばれる、レトロ感のある外装です。
眺めているだけでも楽しい建築ですね。写真映えします。
長浜鉄道スクエア
現存する日本最古の鉄道駅舎として有名な長浜旧駅舎を含む「長浜鉄道スクエア」も必見です。
運転台体験や実物のSL展示が可能で、本物のD51に触れることができます。
制服の試着や写真撮影もできるので、特にお子さんが喜びそうな施設ですね。
長浜城(長浜城歴史博物館)
現在は歴史博物館として長浜の歴史を紹介する施設となっています。
個人的には天守閣からの眺めが非常に気持ちよく、長浜観光のシメとして旅を思い出しながら長浜のまちを見下ろすのがオススメです。
グルメ・ごはん
黒壁スクエア周辺は実は長浜のグルメの集結するスポットだってご存知でしたか?
長浜の誇る絶品グルメの数々をご紹介します!
鳥喜多
「鳥喜多」は地元民にも愛される長浜の有名店!
テレビや雑誌など数々のメディアにも良く取り上げられるので観光客の来店も多いですね。
特に有名なのは「親子丼」。
とろとろの卵と4時間かけてとった出汁の味付けはまさに絶品です!
びわこレストランROKU
黒壁スクエアにはなんとフレンチレストランもあるんです。
それが「びわこレストランROKU」。
黒壁らしい和モダンで落ち着いた内装の空間で、滋賀県の旬の食材を利用したメニューをいただくことができます。
特に近江牛を使ったコースが好評で、女性をはじめ観光客に人気の高いレストランです。
翼果楼(黒壁8號館)
長浜の郷土料理として有名な”焼き鯖そうめん”を楽しむのであれば「翼果楼(よかろう)」がオススメです。
焼き鯖そうめんとは「甘辛く炊き込んだ焼き鯖をそうめんと食べる湖北の郷土料理」であり、名物と言えるでしょう。
長浜に来たら一度は食べてみたい料理のひとつですね。
メニューはこんな感じです。
定食料理もあります。また、持ち帰りも可能です。
茶しん
長浜の地元民からも絶大な支持を得ているローカルグルメといえば「ホワイト餃子」は外せません。
見てください、この独特の形状の餃子を!
これがまたおいしいんですよね。長浜市民なら一度は食べたことがある地元の味です。
このホワイト餃子を販売する「茶しん」は様々なメディアで取り上げられるなど観光客にも人気が高まっているので、ぜひ一度訪れてみてください!
近江牛・毛利志満 長浜黒壁店(黒壁19號館)
近江八幡に本店を構える近江牛の名店「毛利志満」の長浜店が黒壁にあります。
毛利志満は創業がなんと明治初期にまでさかのぼる伝統あるお店です。
黒壁店の店舗は江戸末期に建てられた商家をモダンに改装したもので、雰囲気も抜群です。
近江牛を堪能したい方ぜひ訪れてみてくださいね。
號tetu(コテツ)
長浜のラーメンランキングで1位を何度も獲得する長浜のラーメンの名店「號tetu(コテツ)」。
滋賀県全体でも食べログで2位にランクインするなど、滋賀を代表するラーメン屋です。
黒壁スクエアからほど近い長浜駅前に店を構えており、黒壁観光のランチとしても良いですね。
お昼前後には行列ができることも多いので、ご注意を!
Kitchen OMUHIKO(オムヒコ)
Kitchen OMUHIKO(オムヒコ)と聞いて何屋さんだと思いますか?
お店の名前からするとオムライス屋さんかと思ってしまいそうですが、実はこの店はラーメン屋さんなんです。
ラーメンとオムレツを組み合わせたような一風変わった創作料理を提供しています。
「洋食屋さんのらーめん」という触れ込みで知られているそうです。
雰囲気はカフェに近い感じで女性でも入りやすいですね。
茂美志゛や(もみじや)
「のっぺいうどん」という郷土料理をご存知でしょうか?
長浜などの地域で昔から食べられてきたうどん料理なのですが、ふつうのうどんと違い出汁が餡になっていて食べ応えのある料理になっています。
こののっぺいうどんを提供している黒壁スクエアのお店といえば「茂美志゛や(もみじや)」。
長浜の昔ながらの料理を一度試してみませんか?
長浜浪漫ビール
黒壁スクエアから徒歩5分ほどでアクセス可能な「長浜浪漫ビール」。
ここは長浜の地ビールを楽しむことができるお店です。
お酒好きな人なら訪れて損はないでしょう。
「長浜エール」「長浜IPAスペシャル」などたくさんのラインナップが用意されており、ここでしか味わうことができないお酒を楽しめます。
店内は落ち着いたアンティークな内装で統一されています。
ごはんもビールに合う料理が用意されています。
giglio(ジリオ)
黒壁スクエアでイタリアンを食べたいときはここ「giglio(ジリオ)」でしょう!
2007年にオープンしたお店で元々淡水魚の店だった店舗を改装してできたのだとか。
当時の風合いを色濃く残すことを目指した素敵な店内には様々なオブジェが展示されています。
食事もおしゃれで一味工夫されていると人気です!
カフェ
旅行の際には休憩もかねて訪れたいのが「カフェ」。
黒壁スクエアはカフェの数こそちょっと少なめですが、どれも特徴ある素敵なお店ばかり。
ぜひ長浜ならではのカフェに立ち寄ってみてくださいね!
96cafe(くろかふぇ)
黒壁スクエアの中心である黒壁ガラス館から道路を挟んで隣に位置する「96cafe(くろかふぇ)」。
最も有名と言ってもいいカフェですが、ここのイチオシは何と言ってもその見た目のインパクトが凄い「黒壁ソフト」。
黒壁にちなんで作られた真っ黒のチョコレート味のソフトクリームです。
そのほか、メニューには黒壁や滋賀県にまつわるグルメが並びます。
立地も便利ですし、黒壁らしさを味わえるカフェになっていますね。
カフェ叶 匠壽庵【かのうしょうじゅあん】(黒壁20號館)
大津市に本店を構える滋賀県を代表する和菓子メーカーの「叶 匠壽庵(かのうしょうじゅあん)」。
その直営カフェが黒壁スクエアにあるんです。
おしゃれなインテリアが配置されたカフェスペースで和・洋のお菓子やコーヒーを楽しむことができます。
カフェスペースの隣にはショップスペースが併設されているので帰りにお土産を買っていくこともできますね。
ショップスペースでは試食もさせていただいたりとサービスも非常に丁寧で、素敵な空間です。
黒壁スクエアのカフェでは個人的にはイチオシですね。
三ッ星甘実 しぜん堂
黒壁スクエアのほぼ中心、北國街道沿いにあるカフェ「三ッ星甘実 しぜん堂」。
こちらは農園直送のフルーツカフェとして女性を中心に人気を誇っています。
新鮮なフルーツをふんだんに使用したパフェやフルーツサンド、フルーツシェイクなどが好評のようです。
オルゴール館のほぼ向かいにあるのでアクセスも良好!
分福茶屋(黒壁16號館)
黒壁スクエアの甘味処「文福茶屋(ぶんぷくちゃや)」。
和菓子を中心としたメニューが提供されており、黒壁の雰囲気とマッチしたお店の雰囲気が素敵すぎます。
ぶんぷく餅というお餅が名物になっています。名前が可愛い…
あんこの甘さとお持ちの食感、出来立ての温かさが絶品です!
カフェ&パブ ロンドン(黒壁26號館)
かつてはアンティーク店としてインテリアなどの販売をしていたそうなのですが今はカフェ&パブとして営業をしているお店ですね。
さすがのこだわり抜かれたアンティークとジャズの流れる落ち着いた店内が魅力的です。
おすすめはティーブレンダーの熊崎俊太郎さんがプロデュースしたこだわりの紅茶です!
紅茶好きにはたまりませんね!
スイーツもレベルが高いのでティータイムにぜひ利用してみてください。
食べ歩き
近江牛まん本舗
黒壁ガラス館の隣にある近江牛を使用した牛マンを販売しているお店「近江牛まん本舗」。
近江牛をしっかりと感じるこだわりの牛まんは食べ歩きのお供にピッタリ。
小腹が空いたときには最高のお店です。
笑楽屋ごち(しょうらくやごち)
「笑楽屋ごち」は黒壁スクエアのど真ん中に位置する近江牛で有名な居酒屋さんです。
このお店は基本的に居酒屋なんですが、昼間は近江牛のステーキ串やミンチカツを店頭で販売しています。
一日限定30本など、数は限られているので手に入れたい場合はお早めに!
まあるい食パン専門店 つるやパン
サラダパンなどのローカルパンで知名度は全国区になった滋賀を代表するパン屋「つるやパン」。
「まあるい食パン」という、名前の通りまんまるな食パンも有名で、黒壁近くにあるつるやパンのお店はこのまあるい食パンの専門店。
まあるい食パンを使ったサンドイッチ各種を提供しており、食べ歩きやモーニングにもピッタリです。インスタ映えしそう!
おしゃれなお店になっているので、ぜひとも一度は行っておきたい!
le bonbon et chocolate (ボンボン・ショコラ)
2015年にオープンした新しいお店、le bonbon et chocolate (ボンボン・ショコラ) 。
チョコの専門店として人気を集めているお店です。
フランス・ドイツのお菓子に魅せられたショコラティエがつくる本格派のチョコは美しさと味わい深さが共存しています。
内装も素敵です。
カウンターとテーブル席が一つだけの広くはない店内ですが、コーヒーなども販売しているので購入しておやつにするのも良いですね。
芋平(いもへい)
黒壁スクエアの特集などで頻繁に紹介されている「芋平」の芋きんつば。
上品なお芋の甘みとほくほく感が絶品です。
結構これ一つでおなか一杯になるくらいしっかりしています。
長浜名物の一つなので要チェックですね。
ベビーカステラ 松露庵
2017年にできたばかりのお店のようで、目新しいのかたくさんの人が訪れていた松露庵。
モチモチのベビーカステラが一味違うと人気らしいです!
プレーン味と抹茶味の2種類から選べます。
お土産・ショッピング
黒壁スクエアの観光に来たらお土産の購入やショッピングは必須ですよね!
ショッピングスポットもまるごとご紹介しますよ!
黒壁AMISU(黒壁5號館)
黒壁スクエアでお土産を買うなら絶対にここをオススメしたい!というお店がこの「黒壁AMISU」。
黒壁らしい、そして長浜らしいお土産が大集合しています。
素晴らしいのはお土産のデザインのかわいらしさ。
以下に例を見せていきたいと思いますが、デザインが素敵すぎます。
長浜ってあまり目ぼしいお土産が長らくなかったのですが、ここのお土産は間違いありません。
ぜひ訪れてみてください!
黒壁AMISU 4SEASONS(黒壁6號館)
ガラスを中心とした生活雑貨を販売している「黒壁AMISU 4SEASONS」。
四季折々のテーマに沿ってガラスのトレンドを発信しています。
この日は季節柄ガラスのひな人形が販売されていました!美しい…
長浜の伝統工芸品である「浜ちりめん」を使った小物も販売されていました。
地元の作家さんが手掛ける商品が多くあったので、地域性を感じられましたし、品質もとても良かったです。
MONOKOKORO(黒壁17號館)
黒壁スクエアで雑貨屋さんといえば「MONOKOKORO」ですね。
国内外からセレクトされたオシャレな、だけど心地いいプロダクトが取り揃えられています。
ステーショナリーや時計、デザイン雑貨などが人気ですね。
黒壁らしいお土産という観点からは外れますが、本当に素敵なものを探しに行きたくなるようなお店です。
セレクトファッションショップkokochi(ここち)
“トレンドだけじゃつまらない”“楽ちんだけではもっとつまらない”をコンセプトにしたセレクトファッションショップです。
お店自体も築100年以上の古民家を再生した建物で雰囲気があります。
そんな店内で自分のスタイルにピッタリ合った服を探せるというのは、素敵ですよね。
凸凹堂 長浜
ガラスをテーマとした黒壁スクエアのショップ「凹凸堂」。
ガラスのアクセサリーや石のアクセサリーが並ぶ店内は黒壁の魅力が詰まっています。
店内は結構広々としており、じっくり見て回るとなかなか時間がかかります。
照明までこだわられたデザインで、店内を回るだけでも楽しい気分になれました。
あゆの店きむら(黒壁27號館 )
琵琶湖産のあゆを専門で取り扱う、あゆ料理の小売り専門店です。
本店は彦根にありますが、味付けはお店ごとに特徴があるそうで、長浜の「あゆの店きむら」の味をを楽しむことができます。
琵琶湖産のあゆをお土産にするなんて贅沢ですよね。
またこちらも滋賀の魚料理として有名な鮒ずしもあるので、お土産を探すにはぴったりなお店です。
まちあるき面白ポイント
ここから先は黒壁スクエアの街歩きを楽しむための切り口を、写真ギャラリー形式でご紹介していきます。
町屋建築
▲町屋建築はどこを切り取っても美しいし、面白い。
▲こんな素敵なランプも見つけました。
静琳寺
▲黒壁スクエアでその特徴的な建築から有名なお寺。写真映えしますね~
飛び出し坊や
▲滋賀県のご当地標識の「飛び出し坊や」ってご存知ですか?滋賀県全域でみられる交通安全を促す標識なんです。黒壁スクエアにもしっかりいるんですよ。ぜひ探してみてください!
長浜タワー
▲長浜タワーという不思議な造形物。このレトロ感が何ともいい味を出しています笑。
きつねキャラ
▲きつねの像がふいに現れます。
細かな装飾
▲さすがガラス工芸のまち。道端の照明も素敵なガラス細工が施されています。
▲これは…看板?路地裏へ続く道を指していました。
水路
▲水路も良く見られます。
▲長浜のまちの雰囲気に合ってます。
円形ポスト
▲昔ながらの円形ポスト。汚れ具合がすごくいい感じです。
路地裏
▲黒壁周辺は路地裏が多くて、ワクワクします…!
ホテル
最後におすすめのホテルをご紹介!
北ビワコホテルグラツィエ
黒壁への観光で最もオススメなのは「北ビワコホテルグラツィエ」です。
主要な観光地へのアクセスがしやすい立地にありながら、長浜駅にも近いので周辺の観光地にも行きやすいホテルです。
長浜ではかなりランクの高いホテルなのでサービス面も満足できるでしょう!
ホテル&リゾーツ 長浜(旧長浜ロイヤルホテル)
びわこの畔に位置する長浜屈指のホテルです。
2017年4月に大幅にリノベーションされているので全体が非常に美しくなっているのが嬉しいポイント!
まとめ
ここ数年はまた新たに進化を遂げている黒壁スクエア。
観光スポットはもちろん、グルメにショッピングにたくさんの魅力的なスポットがあります。
滋賀県No.1の観光スポットとして今後さらなる飛躍をとげていくでしょう。
私が子供のころは今ほど観光地として有名ではなく、活気も少なかったように思うのですが、ここ最近の賑わいは本当にすごいです。
2017-18の年末年始に訪れたときもたくさんの人で活気づいていました。
黒壁ガラス館などは人とすれ違うと体がぶつかるほどでしたね~
すごい!
地元の良さがこうして広がっていくのはなんだかんだ言ってやはり嬉しいものですね。
この記事をきっかけに黒壁スクエアの魅力を少しでも感じていただけるとありがたいです。