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自作ステッカー作成方法まとめ!スマホで作るならミニフォトプリンターINSPiCを使えば修正も思いのまま!(ただし少量に限る)

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自分自身で何らか活動を行う人は「自作のステッカーを作ってみたい」「ロゴを手軽にステッカーやシールにできればいいのに」と考えている方もいるかと思います。

私もそんなことを考えていたうちの一人。

「mamizu-web」という地域メディアをほそぼそと運営している都合上、こんなメディアなのでよければ見てください、と渡すことができるちょっとした物があればいいなあと考えていました。

そこまでハイクオリティなものでなくても良くて「へー!」とその場でちょいと印象に残ればいいな、程度のもの。

そんなことを考えて自分なりに試行錯誤してみたものが、こちら。 

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デザインから制作まで自分ひとりでやったので、まあ大したクオリティではないのですが、それでも自作ステッカーとしての最低限のものはできあがったかなと思います。

ちゃんとシールになっていて、こんな感じでパソコンの背中にも貼ることができます。 

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需要があるのかは謎ですが、一応こんな形でできたよ!ということで、もしかたしたら参考になる人がいるかもしれませんので、今回はこの記事に私流の自作ステッカーの作り方について、手順などを書き残しておきたいと思います。

私流ステッカー自作方法の概要

まずは私流のステッカー自作方法の概要を説明します。

プリンターについては、記事の後半で詳しく紹介していますので、気になる方はそちらを御覧ください。

①スマホアプリ「Phonto」でデザインする(無料)

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少しデザイン系のアプリに詳しい人ならば必ず知っているであろう、最強のスマホアプリ「Phonto」を使ってデザインを行います。

IllustratorやPhotoshopを使わなくても簡単なデザインならこれがあれば十分です。

パソコンを使わなくていいので、気軽にデザインできるのが最高です。

すでにデザインがある場合はこの工程は飛ばすことができますね。

②スマホアプリ「PhotoGrid」で印刷用データを作る

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お次もスマホアプリで画像処理を行います。

このアプリでは①の工程で作成したデザインを、1つの画像データ上に何枚か配置して、印刷用のデータを作成します。

もし、ステッカーを何枚も複製するのではなく、1枚だけほしい場合などはこの工程は不要です。

③スマホ用プリンター「INSPiC」で印刷する

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②までの工程で作成した画像データを印刷します。

印刷に使うのはスマホ用プリンターとして発売されている「INSPiC」というデバイス。

専用の用紙が必要ですが、印刷した段階でシールになっているので楽ちん!

スマホからいつでもどこでも印刷できる機動性の高さが魅力です。

④カッターで切り取り

印刷されたシールは切り目などはないため、自分でカッターなどで切り離す必要があります。

この作業が面倒な人は違う方法がいいかも?

⑤完成

というわけで完成です!

手順としてはこんなものですね。結構カンタン。

スマホなどのモバイルデバイスのみで完結する、というのが個人的なこだわりです。

ネット上で見つけた他のステッカー自作方法についてのまとめ

ネット上でも自作ステッカーの作り方は多数見つけることができますが、そこでよく見るものと今回私が紹介する方法との違いについて、最初にまとめておきたいと思います。

他の例1:シール台紙に自宅のプリンターから印刷

市販されているシール台紙に家庭用プリンターから印刷する方法です。

シール台紙は100均をはじめ、文具店などでひろく販売されています。

特にA-ONEは有名ですね。かなりよく見かけます。

種類もサイズも色々なものがあるので、探してみると結構「おお!これこれ!」というものが有りますね。

メリット

・設備があれば費用がかなり安く抑えられる

・修正が容易

デメリット

・パソコン上でデザインをすることが必要 

・ プリンターが必要

個人的には「プリンターが必要」というのは割りと大きなデメリットでして…自宅でプリンターを管理するのってなかなかめんどくさいんですよね。

インクの補充も必要ですし、スペースも結構とります。

数枚の印刷ならコンビニでいつでもできるので、できれば大きなプリンターって所有したくない…

あとはパソコンでデザインをするとなると、Illustratorなどがないと満足行くものができないし、そこまでお金をかけるのも面倒…

もともとの設備がある程度ある人にとってはベストに近い方法ですが、イチから始めるとなるとかなり面倒なのも事実。

そういう理由から二の足を踏んでしまう人は結構多そうです。

他の例2:シール・ステッカー作成業者に注文する

最近はネットから業者に簡単にオーダーできるので、仕上がりのレベルをあげたい場合は業者を使うのが無難でしょうね。

メリット

・きちんとしたモノができる

・業務仕様の要望にも答えてくれる(防水など)

デメリット

・一度注文してしまったら修正・変更が効かない

・ある程度のまとまった枚数からしか注文できない

個人的に厳しいのは、まとまった枚数から、という部分。

最低でも100枚〜などの制限があるので、趣味レベルで使うのはちょっと気が引けます。

自分で細かなデザインの修正もしたくなると思うので、気軽には使えないのが厄介です。

他の例3:ココナラなどのサービスでクリエイターにオーダーする

ココナラ(coconala.com )などのサイトを使って、デザイナーやクリエイターにオーダーする、という手もあります。

かなりオリジナルなものができますし、業者を使うよりは細かな要望などを反映させやすいメリットは有りますね。

しかし、そこまで本格的なものじゃなくてもいいんだけど …、という人には使いづらいのがデメリットでしょうか…

総合的にはかなり魅力的な選択肢にも思えます。

各種方法の予算と特徴の比較

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 というわけで自作ステッカーを作る方法を比較してみました。

すでに自宅にある程度設備が揃っている人であれば、自宅プリンターを使う方法が一番安く抑えられます(当たり前ですが)。

しかし、そうした設備がない人にとっては、プロに発注する、という選択肢も検討の余地は大きいです。

一方で私のように、そこまでのクオリティを必要としていない人にとっては、発注はオーバースペックなのも事実。

趣味クオリティでいいけど設備を今更あつめるのも大変すぎる…という人にとっては、スマホプリンターだけ用意すればあとはスマホの創意工夫でなんとかなる、という私流の方法は比較的現実的な選択肢なのでは?と思ったりします。

INSPICの商品概要

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というわけで今回紹介するステッカー作成方法には必須のミニフォトプリンターINSPICについてご紹介します。

実はINSPICはシリーズ名であって、正式にはINSPIC PV-123という名前の商品です(便宜的にINSPICといえば、ほぼこれを指すようです)。

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INSPICはCanonから発売された、いわゆる「ミニプリンター」。

もともとは、近年の使い捨てカメラブーム、チェキブームの再燃などを受け継いだ流れから登場した商品なのでしょう、若い女性ユーザーを意識したデザインとなっています。

パーティや旅先などでスマホ撮影した写真をその場でプリントアウトして皆でシェア!といった用途や、手帳に日々の写真をプリントアウトして残していく、といった用途を想定して作られています。

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印刷には専用の用紙が必要で、この特殊な用紙を使うことでインクなどを必要としないデバイスを実現しています。

本体さえ手に入れればあとは用紙を追加購入していくだけで、使い続けることができるというわけですね。

メンテナンスが容易なのは非常にありがたいです。

INSPICの開封と本体構造の紹介

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というわけでINSPICの商品詳細について、ご紹介しましょう。

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本体と、その他付属品が同梱されています。

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説明書、テスト印刷用紙、充電ケーブルが入っています。

まずは本体を見てみます。

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サイズ感としては手のひらに簡単に収まります。スマホより幅は少し大きい程度でしょうか。

持ち運びを意識して作られているので、収まりがいい大きさです。

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シンプルなデザインでユニセックスな印象です。

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色は複数ありますが、私はブルーをチョイス。

落ち着いた色合いで、そこまで可愛らしすぎることもないと感じます。

男性が持っていても全然違和感ありません。

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印刷用紙の排出機構はこんな感じ。

細かな部分はしっかり作られています。さすがCanon。

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電源ボタンは左側面についています。

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底部には充電ケーブルの穴と、紐を通す穴があります。この辺も持ち運びを意識していますね。

INSPICの使用方法

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ここからは使用方法を簡単にご説明します。まずは充電します。

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充電が始まると、充電ランプがオレンジ色に光ります。

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つづいて用紙のセットです。最初にテスト用に10枚付いているので、その袋を開封。

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本体背面のフタを外し、写真の向きにセットします。

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スマホ用アプリをインストールしておきます。

用意しておいたデータを読み込んで、BluetoothでINSPIC本体とスマホを連携したら、いざ印刷です!

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こんな感じでけっこう簡単に印刷できてしまいます。

設定も一般的なBluetoothの接続なので、それほど難しくありません。

(時々接続が不安定になることもありますが、許容範囲内かと思います)

印刷物の仕上がりについて

印刷物の仕上がりについては、正直それほどクオリティが高いとは言いづらいものです。

解像度は出力の段階でかなり落ちてしまいます。

本来はチェキ的な使用方法を想定されているため、これは当然です。

ではステッカーとして使用できない程度なのかと言えば…趣味程度のものであれば、目をつぶれる範囲内かと個人的には感じます。

個人で製作したものとしては、まあまあの仕上がりかなと。

「自作したんです」と言って渡せば、おっ!とひとつの話題にはなりそうなので、コミュニケーションツールとして有用だと思いますね。

まとめ:一つの選択肢として検討してみては?

というわけで、私流の自作ステッカー作成方法についてご紹介しました。

ポイントとしては

  • INSPICというミニフォトプリンターを使うことで、手軽に印刷できる
  • デザインも含めて、スマホのみで完結するので、作業の負担が小さい
  • しかし、印刷物の解像度はそれほど高くないので、アマチュアレベルの仕上がりである

というところを抑えておいていただきたいと思います。

それを踏まえてこのやり方をオススメする方は

  • 自宅に「Illustratorなどの画像編集ソフト」「プリンター」などの設備が整っていない人
  • スマホで手軽にステッカーを作成したい、という人
  • プロに頼むほど本格的なものは求めていない、自分で試行錯誤して作りたい、という人

ですね。

個人的にはINSPICというツールはステッカー作成という用途を除いても十分魅力的なデバイスなので、持っておいて損はないかな、と思います。

というわけで、ぜひINSPIC、チェックしてみてくださいね!