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スカーゲンのベルト交換してみた!233シリーズ用だったけどSKW6024で装着できたので実体験を詳細にレポートするよ

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シンプルなデザインで人気のデンマーク発の腕時計メーカー「スカーゲン(SKAGEN)」。

実はオリジナルメーカーとしての歴史が始まったのは1991年と比較的新しいメーカーなんです。

時計ブランドとしては後発にも関わらず、高品質なものを手の届く価格で、というコンセプトが若い世代を中心に世界中で爆発的な人気を生み、2004年には時計ブランドの知名度で世界第10位に選ばられるなど、現在は人気ブランドとしての地位を確立しています。

そんなスカーゲンの腕時計は日本でも愛用者が多いですが、ひとつ困ったことは「交換用のベルトが手に入りづらい」ということ。

腕時計のベルトは消耗品ですが、公式でも交換用のベルトを販売していないんですよね。

どうすりゃええねん、っていうね。

しかし!やっとこさネット通販で取り扱われているスカーゲン対応の交換用ベルトを発見し、自力でベルト交換を行うことに成功しました。

そこで今回はベルト交換について詳しくレポートしてみたいと思います。

初心者でも簡単にできたので、交換を検討している人はぜひ実践してみてください!

( ※ 一部のシリーズは違う方法なのでご注意を。)

 

スカーゲンの革ベルトの特殊性

一般的な腕時計のベルトの構造とスカーゲンの一部のシリーズのベルトの構造は実は大きく違っています。

スカーゲンの革ベルトって結構特殊なんですよね。

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これが私の使っている腕時計の本体とベルトの接続部分を拡大したものなんですが、革ベルトと本体の接続が小さなネジで固定されていることがわかると思います。

こうした構造はスカーゲンの一部のシリーズ特有の接続構造なわけです。

この構造によってスカーゲンの特徴であるシンプルでスマートな見た目を実現しているわけですが、いざベルト交換となると、この構造にあったベルトを探すのがなかなか大変で骨が折れます。

スカーゲン公式ストアは電話対応のみ

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▲スカーゲン公式サイトより

いざベルト交換をしようと思ったときに、まずはじめに考えるのは「SKAGENの公式サイトで購入できないのか?」ということかと思います。

当然私も検討しましたが、スカーゲンの公式ストアのQ&Aコーナーによるとベルトの交換に関しては「電話にてカスタマー・ケアへご連絡ください」とのこと。

つまり電話での対応しか行っていないということなんですね。

もちろん電話すれば純正品を購入できるのかもしれませんが、正直めんどくさい…!!

ネットで購入したい、というのが本音です。

そこで通販サイトにてスカーゲンの交換ベルトを探しまくりました。

発見!ネット販売のスカーゲン用交換ベルト

その調査の結果、複数のモデルに関して交換用のベルトがネットで販売されていることがわかりました。

その中から私が購入したのは、SKAGENの人気シリーズである「233シリーズ」用の交換ベルトです。

▲メンズ用(ベルト幅22mm)

▲レディース用(ベルト幅14mm)

「TYPE SKG」と記載されているベルトが「スカーゲン 233シリーズ」用に作成されたものとなっているようです。

(スカーゲンの純正ではないのですが。)

そしてこのTYPE SKGは様々なレビューをみたところ、私が使っているSKW6024でも装着できるとの情報が見られました。

正直ぴったりは合わないかもしれないということは覚悟しつつ、今回は思い切って購入に踏み切ってみました。

開封風景:丁寧な梱包で高級感あり

今回はマーノ・ア・マーノという店舗で購入しました。

年末年始を挟んだので注文から到着まで少し時間はかかりましたが、通常なら注文して数日以内に届くでしょう。

お店の名称入りのダンボール箱で届きました。

箱を開けると解説パンフレットが同梱されています。

ベルト本体は梱包材に包まれています。丁寧ですね〜

きちんとラッピングもされていたのも驚きでした。

交換用ベルトはこんな感じ

ベルト本体を取り出すとこんな感じです。

ベルト本体とともに専用のドライバーも付属していました。

スカーゲンの特殊なベルト構造に対応するためにこれは必須です。

質感はまさにスカーゲンの腕時計のベルトです。

なかなかに高級感があります。

 

内容物一覧

内容物は上の写真の通りです。

  • ベルト(6時側に付けるバンド)
  • ベルト(12時側に付けるバンド)
  • 専用ドライバー

この3つが入っていました。実にシンプルです。

6時側に付けるバンド

6時側に装着する方のバンドには「GENUINE LEATHER」の印字がなされています。

これは革の種類を表すもので、本革を使用していることの証明です。

本革の中では最も安価に利用できる素材なので、一定の高級感を維持しながら格安での販売を実現しているわけですね。

12時側に付けるバンド

12時側に付けるバンドには「CASSIS」の印字がなされています。

CASSISは「カシス」と読みますが、これはベルトの販売ブランドの名称です。

カシスは東京に拠点を構え時計ベルトやその付属品の販売を行っています。

幅広い銘柄のベルト・バンドを取り扱っていることが特徴になります。

専用ドライバー

スカーゲンのベルト交換専用のドライバーが付属しています。

非常に細い特殊な形状のドライバーなので、このドライバーだけを手に入れるのはなかなか難しそうです。

初めから付属しているのはひじょーーーに有り難いですね。

実録!スカーゲンのベルト交換手順

それではここからは実際にスカーゲンのベルト交換を行った際の様子を写真とともに振り返っていきます。

こちらが交換前の私のSKW6024のベルトの様子です。

一度激しく濡らしてしまったために、革がボロボロになってしまっています…

ごめんよ…私のSKW6024…

3年弱使っていたかなと思います。

それでは古いベルトを外す作業に移ります。

まずは時計本体の小さなネジを専用のドライバーでとりはずしていきます。

外し終わったネジはこんな感じ。

この写真は相当拡大しているのですが、めちゃくちゃ小さいので途中で何回も無くしそうになりました…汗

絶対になくさないように気をつけてください。マジで。

ネジを外し終えるとベルトはスポっと簡単に外れます。

外すとこんな感じです。

溝に革ベルトをはめ込んでネジで固定しているだけ、という単純な構造だということがよくわかります。

そして新しいベルトを付けていくわけですが、外すときと逆の作業を行うだけです。

ベルトを溝にはめ込み、ネジを締める。実にシンプルです!

ベルト交換の注意点

 

全くベルト交換なんてしたことのない初心者でもとても簡単にできました。

しかし、2点ほど注意点があると感じました。

1.233シリーズ以外に付ける場合、ネジ穴が微妙にずれる

このベルトは本来233シリーズ用に作られています。

なのでそのままはめ込んでも、びみょ~~にネジ穴の位置がずれてしまいます。

本当に微妙なズレなので、ほとんど気になりませんが、ネジを締める時に少しかたい感じがするので、一瞬不安になります。

ネジの頭が若干収まりきらないような感じもします。

よほど神経質な人手なければ気にならないとは思いますが。

2.ドライバーでのネジ締めが硬い

専用のドライバーが付属しているものの、ドライバー自体が非常に細いこともあって、力が調整しにくく、ネジを締める際に結構苦戦することもあります。

あまり力を入れすぎると、ネジ山が潰れそうになってしまいます。

一度潰れてしまうと、今後のベルト交換に支障をきたすので、慎重にやることをおすすめします。

交換完成!

というわけでほとんど困ることもなく、ちゃんとベルトを交換することができました。

まるで新品の状態に戻ったような美しい見た目で、個人的にはかなーり満足です。

ベルト自体の形状ももともとのものとほぼ同じなので全く違和感はありません。

黒の色艶もとてもよいです。

装着してみた感想

装着してみると、はじめはかなり革が硬い印象があります。

下手をするとポキっと折れ目がついてしまいそうなので、はじめのうちは慎重につけざるを得ませんが、何回かつけていると次第に革が柔らかくなってきます。

ずれやすいとかもありません。

金属金具などの細かい構造もしっかりしているので、ちゃんとフィットします。

かなりトライしてよかった買い物でした。

まとめ

今回はスカーゲンのベルトをネットで購入して自力で交換してみた、という実体験でした。

▲メンズ用(ベルト幅22mm)

▲レディース用(ベルト幅14mm)

233シリーズ用ということで半分諦めて購入したのですが、SKW6024でもきちんと交換することができたので、ほんとうに嬉しかったです。

ぼろぼろになってしまったベルトが復活すると、とても気分がいいので、スカーゲンのベルトの交換を検討している人はぜひ試してみてください!!

改めて、スカーゲンのデザイン好きだなー、と思いました。

※ ただし純正品ではないので、ご自身のモデルにこのベルトが合うのかは自分できちんと確かめてみることをおすすめします。

 

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