先日観光で四万十に家族を連れて行ったんですが「四万十に来たんだから四万十川のうなぎが食べたい!」ということになり、高知市方面から道の駅とおわ方面に向かう道すがら行けるうなぎ屋さんを探したんですね。
その結果見つけたのが「うなきち」さん。
四万十川のうなぎを提供しているとのことで早速伺ってみました。
四万十町の窪川駅すぐ近く!駐車場もあるよ!
うなきちは四万十町の代表的な駅である窪川駅から徒歩約4分の場所にあります。
立地的にはかなり便利なところにあるので、観光や出張で立ち寄った際にパッと訪れることも可能そうです。
車で来た場合もお店の裏手に3台程度のお店専用駐車スペースがあったので、アクセスはかなり良好ですね。
駐車場には大きく「四万十うなぎ」の文字が!
なんというかこの大胆な感じ、高知っぽいですよねw
窪川の街並みに溶け込むお店
それでは店舗を見ていきましょう。
店舗外観
いかにも昔ながらのお店で、窪川の街並みに溶け込んでいます。
「四万十うなぎ」ののれんが出ていなければぱっと見ではウナギ屋さんとはわからないかもしれません。
まちの定食屋さんかな?とも思える出で立ちです。
お店の目の前で洗濯機が回っていたりと生活感もあふれる様子が逆に楽しいw
営業時間が長い!
営業時間は7:30-21:00と非常に長い!!
私が訪れた日は3連休の2日目の14:00ごろ。
ランチタイムは過ぎているのでさすがに閉まっているかな…と思ったのですが、普通にやっていました。
ふらっと訪れたい人にもありがたいですね。
有名人の色紙多数!店内の様子
お店のドアをくぐると目の前にカウンター、左手にテーブル席と小上がりの座敷席が配置されています。
テーブル席は記憶にある限り、2人がけが3つ、4人がけが1つ、だったかな。
座敷席は合計で10席分以上あったんじゃないかな?
5,6人で来てもタイミングさえ間違えなければ座れそうです。
座敷席の居心地よさそう!
余談ですが、店員さんのTシャツの背中に「鰻」と書かれていて、なんかいいなあと思いましたw
さて今回は一番奥のテーブル席に座ったのですが、この席の周りには有名人のサイン入り色紙が多数飾られていまして、ひとしきり盛り上がりましたw
演歌歌手のものが比較的多めな印象でしたが、AKBの鈴木まりやさんやSKEの山内鈴蘭さん、タレントのおのののかさん のサインもありました。
テレビの取材とかで来ているんでしょうかね?
いざ実食!四万十川うなぎ!
今回は「うな丼(並)」を注文!
1,980円とかなりお得な価格です!
なかなかいい感じの焼き加減。
実際食べてみると身がふわっとしていて程よく脂身も感じられて鰻自体かなりおいしかったです。
あえてマイナスポイントをあげるとすれば「炭焼きでないこと」「タレがちょっと甘みが強いこと」でしょうか。
炭の香りを楽しみたい人にはちょっと物足りない点もあるかも?
タレの味は好みでしょうね~
名物は「うなぎのタタキ」!?
ちなみに名物は「うなぎのタタキ」なんだとか。
今回は時間の関係で頂きませんでしたが、ぜひ試してみたいですね~
ちなみに:「四万十川うなぎ」について
ちなみにここのお店で提供されている「うなぎ」は、四万十うなぎと銘打っていますが、一応養殖モノです。
では何が四万十なのかというと、稚魚(シラスウナギ)を四万十川で採取しており、その生育を四万十町内で行っているという点、ということのようです。
うなきちの運営元はウナギの養殖から加工までを一手に行う四万十うなぎ(株)なんですね。
育った鰻を最後は地下水で泳がせることで締めるんだとか!へえー!
天然ものではない点だけご注意を!
ちょっと立ち止まって考えたい、うなぎの今
このお店を訪れてからニュースで目にするようになった「うなぎの現状」があります。
それはウナギが絶滅危惧種に指定され、このままでは絶滅するかもしれない、というものです。
そして世界でのウナギの消費のうち約7割が日本人によるものなんだとか。
このままでは日本人の食によって、ひとつの種が絶滅してしまう日がくるのかもしれません。
そしてそれは日本人が鰻を食べられなくなる日、ひとつの文化が消えてしまう日が近いということです。
うなぎ好きだからこそ考えて、勉強しなければならない問題ですね…
まとめ:四万十川のうなぎを食べれる貴重なお店
養殖とはいえ四万十川のうなぎを食べることのできる貴重なお店です。
リーズナブルに食べることができ、四万十観光、出張の際に立ち寄りたいお店でした。