日々コーヒー豆を挽いているみなさん、こんにちは。
私はミルでごりごりと豆を挽くのがとても好きで、ほぼ毎日ごりごりやっています。
しかし!ひとつ困るのは忙しい朝にはどうしても豆を挽くのが大変、ということ。
なのでコーヒーグラインダーがほしいなあとずっと思っていました。
ただ、ひとくちにコーヒーグラインダーといっても高価なものから相当安いものまでかなり幅があります。
そこである程度の性能は担保しつつ、そこまで値段も高くないグラインダーを探していました。
そんな条件にピッタリ合う製品をやっと見つけたので、購入してみました。
それが「ラッセルホブス コーヒーグラインダー7660JP」です。
今回はこのコーヒーグラインダーをレビューしていきたいと思います。
- ラッセルホブスについて
- 内容物の紹介:取り外せるグラインディングボウルが便利!
- 使い始めるまでの準備
- それでは実際に使ってみよう!
- 挽き加減は回す時間で調節
- 掃除も簡単!ボウルは水洗い不可
- ラッセルホブス7660JPの良いところ
- 良くないところを挙げるとすると
- 総合的には想像以上の性能!コスパ良い!
ラッセルホブスについて
このコーヒーグラインダーの販売元のラッセルホブスについて簡単にご紹介しておきます。
会社の概要
ラッセルホブスというメーカーの名前、一度は聞いたことのある方が多いのではないかと思います。
ラッセルホブスは1952年に誕生した、イギリスの代表的な調理家電ブランドです。
電気ケトルを世界で初めて開発するなど、独創的な家電を次々と生み出してきたことで有名ですね。
全体的にステンレスの美しい銀と黒を基調としたスマートなデザインが特徴的です。
コーヒー関連の製品も多い
ラッセルホブスはコーヒー関連の製品も多数販売しています。
どれもデザインがかっこよく他のコーヒーグッズとの相性も良さそうなので、ラッセルホブスを集めてみるのも良さそうですね。
▲ドリップにもちょうどいい細口のケトル。
▲デザインが美しい5杯分のコーヒーメーカー。
▲四角いデザインがカッコイイコーヒーメーカー。10カップ分を入れられる大きいサイズ。
内容物の紹介:取り外せるグラインディングボウルが便利!
さてそれでは内容物を確認しながら、コーヒーグラインダー7660JPの特徴を見ていきましょう。
箱を開けたときはこんな感じ。丁寧に梱包されています。
カバー
こちらはカバー。
グラインディングボウル
そしてグラインディングボウルです。
コーヒーグラインダーの中にはこの豆を細かくするための機構は外すことができないものも多く、挽き終わった豆をドリッパーなどに移し替える際に手間がかかるものも多いのですが、
こちらは取り外しがスムーズに出来るのでかなり便利です。
ボウルの内部にはカッターブレードがついています。
これが回転して豆を細かくするわけですね。
掃除用ブラシ
掃除用のブラシもついています。
持ち手が良い感じです。
本体などに収納スペースがなかったので、無くしやすそうなのがちょっと残念。
本体
本体はほどよく重さがあるので重心が下にきて、挽く際に機械がぶれたりすることはなさそうです。
コードは最初から取り付けられていて、取り外しなどはできません。
本体の底にはゴム製の脚もちゃんとついています。
ロゴマークのデザインがおしゃれです。
使い始めるまでの準備
本体とグラインディングボウルの接続部分はこんな感じです。
上からボウルの底をはめ込み、LOCKと記載されている方向に軽く回すと接続できます。
ロックはほとんど力を入れずにはめ込むことが出来るので、実際の使用時に非常にスムーズにストレス無く使えそうです。
ボウルとカバーを装着すれば準備完了です。
初めて使う人でも全く迷うこと無く、簡単にセッティングできました。
それでは実際に使ってみよう!
今回は初めてなのでまずは20グラムのコーヒー豆を挽いてみました。
(最大一度に60グラム挽くことが出来るようです。)
20グラムだとカッターブレードがちょうど隠れるくらいの量でした。
カバーをしてボタンを押すとブレードの回転が始まります。
そしていざ実際に使ってみたときの様子がこちら!
▼GIF画像になっているので、おおよその動きや時間経過による挽き具合の変化がわかるかと思います。
約20秒間挽いてみました。
エスプレッソ用レベルに近いくらい、けっこう細挽きになりました。
(エスプレッソ用の挽き具合には公式には対応していないとのことです。)
想像していたよりも挽き具合のバラつきはなかったですね。
ちょくちょく大きい粒もありましたが、割りと全体的に粒度は均一でした。
挽き加減は回す時間で調節
このグラインダーは挽き加減をグラインダーを回転させる時間で調節することになります。
時間を測りながら、そして最終的には豆の様子を自分の目で確かめながら挽くことになります。
メーカー的にはエスプレッソ利用は推奨してなさそうな感じ。
掃除も簡単!ボウルは水洗い不可
掃除に関してはボウル内部に残った細かな粉を付属のブラシで掃く、ということをしていれば基本的にはOKです。
めちゃくちゃ簡単なのでめんどくさがりにもありがたい。
ちなみにボウルは水洗いは不可であるようなのでご注意を。
ラッセルホブス7660JPの良いところ
- ボタン一つで短時間に一気に豆を挽ける。
- 想像以上に均一に挽け、ばらつきが少ない(もちろん多少はある)。
- ボウルが取り外し出来るので挽いた後の粉を移し替えやすい
- 掃除を含めて扱いがラクなので、長く続けやすい
良くないところを挙げるとすると
ちなみに良くないところを挙げるとすると、
- どうしても挽き具合の仕上がりに少しバラつきが見られる。
- 特に粗めに挽いたときにはバラつきが大きくなりやすい。
- 挽き加減(粗挽き・中挽き・細挽きなど)の調整はブレードを回す時間で調整するしかなく、毎回安定した挽き加減にすることが難しそう。
といった点があげられるでしょう。
こだわってコーヒーを淹れたい人にとっては不満が残るかもしれません。
総合的には想像以上の性能!コスパ良い!
正直な感想を書くとすると…「値段のわりには想像以上に性能が良く、こだわらない限り十分良いグラインダー」だと感じました。
より上位のモデル(カリタのナイスカットGなど)と比べると粒度の均一さ(=味の安定感)などでは当然及びませんが、価格から考えると想像以上の性能で、コスパがいいと思います。
一方でシビアにコーヒーを淹れたい人にとっては物足りないグラインダーであるとも思います。
以上、ラッセルホブスのコーヒーグラインダー7660JPを使ってみた感想を正直にレビューしてみた記事でした。