Chromebookユーザーの皆さん、いかがお過ごしですか?
私は今年の5月からChromebookのC101PAを使い始めたんですが、使用開始からはや2ヶ月。
その動作の快適さには抜群の信頼を置いています。
しかしやはり気になるのは「有名アプリが使えないこと」。
特にWEBサイトやブログの運営者にとってはChromeOSでは使えないアプリが多いのはなかなかの痛手ですよね。
特に個人的に痛かったのは、検索順位チェックツールの超有名どころ「GRC」が使えないこと。
そこで今回はChromeOSで使える検索順位チェックツールの代用策をまとめてみました!
Chromebookユーザーはぜひ参考にしてみてください。
検索順位チェックツールの種類
まずそもそも検索順位チェックツールにどんなものがあるのかを知っておきましょう。
私も知らなかったんですが、検索順位チェックツールってかなり色んな種類があるんですよね。
これらを大きく分けると「簡易型」「クラウド型」「インストール型」の3つにわけられます。
この際に勉強しておくと役立つかも。
簡易型ツール
まずは簡易型について。
こちらはブラウザ上でかなり簡易的に検索順位をチェックできます。
ログインとか複雑な登録などは必要ないし、無料ですし、手軽さが最大の利点です。
一方で毎日の順位変動を追跡するなど複雑な解析は難しく、がっつりサイト運営に取り組むには物足りないですね
クラウド型ツール
クラウド型はクラウド上にデータが保存される検索順位チェックツールです。
操作はブラウザ上で行いますが、クラウドにアクセスすることで複数人で同時に管理することなども可能ですし、自動で順位アップデートを行ってくれたりします。
インストール型ツールよりも料金面で高いことが多いですね。
インストール型ツール
パソコンにインストールして使用するツール。
有名アプリの「GRC」などもこれに分類されます。
パソコンを立ち上げていないと使えないし複数人でデータ共有するのは難しいし…という難点はあるものの、コスト面では安く個人ブロガーやアフィリエイターなどから高い支持を得ていますね。
Chromebook(ChromeOS)で使えるツール
では実際にChromebookで使えるツールにはどんなものがあるのか見ていきましょう。
簡易型ツール→OK
簡易型ツールはブラウザでアクセスできる環境にあれば使えるので、もちろんChromebookでも使えます。
ただ上述したようにあくまで簡易型であり、メインにはなり得ないのであくまで補助ツールでしょうね。
検索順位チェッカー
簡易型で最も有名なのがこちらでしょう。
一度に5ワードまで調べられます。
何度も再チェックしても正しい結果が表示されない時があって、使い心地はまあまあです。
SEOピッシュ
普通に使えるんですが、ChromeOSだとタブレットの表示になっている気がします。
SEOTOOLS
サイト:SEOTOOLS - SEO対策を無料ツールで診断!
個人的には検索結果画面が見づらいんですが、使えます。
クラウド型ツール→OK
クラウド型ツールも基本的にはブラウザ上で操作も閲覧も完結するので、Chromebookでも全く問題なく使えます。
もしも金銭的に余裕があるのであれば間違いなく高機能高品質なのはクラウド型でしょう。
BULL
Gyro-n SEO
インストール型ツール→ほぼ✕
Chromebookの弱点はこの「インストール型」のツールがほぼ全滅だということ。
ほとんどのインストール型のツールはWindowsかAppleのOSに準拠したものになっています。
Chromeで唯一使えるのはGoogle play ストアで扱われているもの。
しかしGoogle PlayストアはAndroidスマホ向けのアプリが多いためか、検索順位チェックなどのツールはほぼありません。
しかし、唯一私が見つけることができたアプリが有ります。
それは「SERP mojo」というアプリです。
個人的に使いやすかった!SERP mojo
こちらは基本的にはAndroidスマホやタブレットでの使用を目的に作られているようで、正直GRCなどと比べると物足りなさは拭えません。
しかしChromebookにインストールできるツールとしてはなかなかのもので、普通に実用足り得ると感じています。
結果画面はこんな感じなんですが、いかがでしょう。
普通にいけると思いませんか?
無料版でも一日一回は手動でアップデート出来ます。
また、めっちゃいいのが「登録ワード数の上限がない」こと。
とりあえず無料版で使ってみていいと思えば有料版にアップデートすれば良いかと思います。
このアプリはなんと一度有料版にしてしまえば月額などがかかることがないんですよね〜
ナイスすぎる。
ひとまずはChromebookで検索順位チェックツールを使うのであればこれで決まりかな〜と思っています。
※追記(2018.07.21)
今朝アプリを開いたら検索結果にヤフーが表示されていないことに気づきました。
え!?なんで!?!?!?と思い、Google PlayストアのSERP mojoのページを見に行くと、上の画像のような「最新ニュース」が。
1行目が注目で、これによると
アプリからヤフー検索順位を削除しました。その理由は近年のGDPR(EU一般データ保護規則)改正によって、ヤフーがもはやSERPmojoランクトラッキングエンジンを使って追跡されなくなったからです。
とのこと。
まじかああああ!日本ではまだがっつりユーザーが多いと思うので、ヤフー見れなくなるのつらいなあ…
クラウド型ツールに乗り換えるか…?
迷っています。
まとめ
Chromebookは仕様上こうした拡張機能が弱いことは当然です。
しかし情報が少ないだけで工夫次第でうまく活用する方法はいくらでもあると思います。
クラウド型のツールが有るように、様々なツールが今後クラウド化していく可能性は十分に高いというか、そうした方向性がトレンドだとも感じます。
Chromebookに可能性を見出している我々で、しっかり活用していきましょう!
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