悩みに悩んだ末、先日ついにChromebookを購入しました!
\ 買っちゃったー! ぱんぱかぱーん! /
私が購入したのはASUS Chromebook flip C101PAというモデルなのですが、約4万円(!!!)と非常に低価格な機種なのです。しかもGoogleの製品。
が、その低価格さゆえにいくら信頼のGoogleとはいえ「果たしてこの価格のPCで本当にまともに動作するのだろうか…」と購入前はかなり不安を感じて情報を調べまくっていました。
しかし、どうやらやはり良いものであるっぽいぞ…という感覚を得たので購入を決意。
そして実際に使ってみて、数々の心配は完全に杞憂に終わりました。
むしろ快適すぎてこれまでのあのバカ高いパソコンは一体何だったの???なめてたの???と逆に悲しくなっています。
今回は私が購入したASUS Chromebook flip C101PAについて特に購入に迷っている人向けに私が購入前に抱いていた不安を1つづつ取り上げていく形で細かくレビューしていきたいと思います!
詳しいスペック等についてはリンク先をご参照ください↓
- すごい機能より快適さを求めるならChromebook検討の価値超あり!
- 本当にサクサク動くの?
- シャットダウンやスリープから起動までの時間が爆速ってホント?
- WindowsOSやiOSのアプリが使えないのはやっぱり不便?
- 見た目は安っぽくない?
- 画面サイズ10.1インチって小さすぎない?画質は?
- キーボードの打鍵感は?打ちやすい?
- バッテリー駆動時間は?公式通り9時間持つ?
- 総合評価:快適さを追求した機動力のあるコスパ最強のノートPC!
- こういう人には絶対おすすめしたい!&おすすめできない
- まとめ
すごい機能より快適さを求めるならChromebook検討の価値超あり!
私がChromebookの購入に行き着いた経緯
そもそもこれまでのノートパソコンって正直私にとっては「無駄」な機能が多すぎたんですよね。
確かにそれらの機能はすごいんだろうけど、私がノートPCに求めているのってそこじゃなくて…という感じ。
そしてその無駄な機能のために値段が釣り上がっていて、「その機能いらないから値段下げてくれよー!」というものばかりでした。
一方で価格帯の安い機種になると機能云々よりも、そもそもCPUとかのスペックが低すぎて挙動が悪くまともに作業にならない。
そんなジレンマを抱えていたわけです。
▲私の中のこれまでのノートPCのラインナップのイメージ(すごく雑)
つまり、まともに作業しようと思うと高額なノートパソコンを購入するしかないけど、本当はそんなにすごい機能を欲してるわけではなくて、必要最小限の機能で快適に動いてくれればそれでいいのに…って思っていたわけです。
そういう人って結構多いのでは…???
Chromebookという選択肢
そんなジレンマで悩んでいた中、Chromebookの存在を知ります。
Chromebookの大きな特徴は以下の2点。
- Google Chrome OSという独自のOSを搭載していて、とにかく動作が軽い(サクサク動く)
- データをほぼすべてGoogleドライブ上に保存するため本体の容量を食わない(容量不足にならない&快適さが長く続く)
ノートPCは特に古くなってくるとどうしても新しいOSと比較して挙動が遅く感じられたりストレージが足りなくなって挙動や使い勝手が悪くなってしまいます。
しかしChromebookはそれらの問題点を見事に解決しているのです。
さらに基本的な機能以外の無駄な機能を徹底的に削ぎ落として、シンプルな設計を実現していることでこれまでのノートPCに比べてかなり低価格での販売を実現しています。
まさに私のような人間が求めているノートPC…!
つまりChromebookが導入されたことでこうなったイメージ。
安価で必要な機能だけちゃんとついている、サクサク動くノートPCって素晴らしくないですか…?
Chromebookのメリットを最大限享受できるモデルが「C101PA」
ひとくちにChromebookと行っても実は様々なモデルがあり、中にはChromebookでありながら高価でハイスペックなものもあります。
しかしChromebookに何を求めているのかを考えれば多くの人が選ぶべきモデルは自ずと絞られてきます。
私が2018年5月中旬現在で選ぶのであれば断然「C101PA」ですね。
このモデルはChromebookの最新モデルのひとつでありつつ、実によくChromebookの良さを活かしているモデルです。
それではここからはASUS Chromebook flip C101PAを詳しく見ていきましょう。
本当にサクサク動くの?
まずは一番気になっていた挙動の速さについて。
Chromebookの一番の売りといえば「Chrome OSにより実現した動作のサクサクさ」。
しかしいかんせん4万円のPCです。
本当にサクサク動くのかは最大の懸念事項でした。
使ってみた結果
はい。まごうことなき「サクサク」でした…!
何をしてもモタつきがない。
とにかくすべての動作がスムーズで待機時間がほぼないんです。
ブラウザの立ち上げ・ページの閲覧・文字入力・プリインストールのアプリの挙動・・・
すべてがクリックとともに即座に動作してくれるので、とにかくストレスフリー!
前使っていたパソコンが文字入力の変換ですらいちいちカクつくような有様だっただけに、このサクサクさは感動モノです。
確かにどの機種でも購入当初は比較的サクサク動きますが、それを差し引いてもサクサクだなと個人的には感じました。
シャットダウンやスリープから起動までの時間が爆速ってホント?
ストレスフリーに使うにはこれも非常に重要な「シャットダウン・スリープ状態からの起動時間」。
実はChromebookはシャットダウンやスリープの状態から起動までにかかる時間がスマホ並みに速い!爆速!という噂を結構目にしました。
果たしてホントなんでしょうか?
実際に起動させてみた結果
これがまあ速いのなんの。
「スマホ並み」はさすがに誇張していると思っていたのですが、本当にスマホ並でした…
嬉しい誤算です。
スリープ状態からの起動と、シャットダウン状態からの起動について実際の様子を見てもらえば納得いただけるかと思います。
スリープからの起動
例えば画面を閉じたスリープ状態からPCを開いて起動させる場合。
画面を開いた瞬間全くタイムラグなくPCを起動させることができます。
こちらのGIF画像を御覧ください!
開けた瞬間に操作が可能です!
使いたいと思った瞬間にパカっと開ければすぐ使うことができるわけです。
一瞬だけなにかメモを残すとかいうときにも躊躇せずに使えますし、誰かに見てほしい図があったりしたときにでもすぐに提示することができるので実にスムーズ。
シャットダウンからの起動
シャットダウンした状態から起動までにかかる時間はどうでしょう。
これって遅いものだとほんっとーに遅くて、下手したら1分以上、最悪数分とかかかる物もありますよね。
しかし一方のChromebook。こちらをご覧ください!
実際に計測してみた結果、パスワードの入力画面までは約8秒、パスワードの入力までを含めても約11秒といったところでした。
もたついているとか遅いという感覚はほぼゼロです。
これも最高にストレスフリー!
WindowsOSやiOSのアプリが使えないのはやっぱり不便?
一方でChromebookは独自のOSを採用しているために、WindowsやAppleのOSで使われているアプリをほとんど使うことができません。
Chromebookを敬遠する人がよく言う「アプリ不足」。
ChromeOSはまだまだ開発されたばかりのOSなので使えるアプリというのはかなり限られてきます。
つまりChromebookは拡張性という観点で言えば間違いなく他の機種よりも弱いノートPCということになります。
このあたりは覚悟の上で購入しましたが実際使ってみてどうだったのかというと…
使ってみた結果、確かにほんのちょっとだけ不便だった
正直に白状しましょう。確かにこれはちょっと不便でした。
しかしあくまでほんのちょっとだけ。
不便さの原因はやはりChromeOSに対応しているアプリ関係の不足。
ChromeOS用のアプリって数が少ないし、これまでWindowsとかMacBookとかで使っていたアプリの代替アプリもなかなか見つからない状態です。
確かにそもそものChromebookのコンセプトから考えて、アプリをいれてガンガン機能を拡張させて使う、という用途は考えられていないため、これはある意味仕方ないというかChromebookの宿命なんですけどね。
これまで使っていたお気に入りのアプリが使えないというのはやはり不便なことではあります。
ただし個人的には普通にパソコンを使っている人の90%以上はChromeでできないことはほとんどないと言えると思います。
例えば私の場合はノートPCでの作業といえば、ブログを書いたり、仕事のメールの送受信やメッセージ(MessengerやLINE)のやりとり、SNSの発信、ちょっとした画像加工(画面キャプチャに文字入れする程度)、簡単なhtmlやcssのコーディングといった用途が基本。
これらであれば全く問題なくChromebookで作業を行うことができます。
コーディングやプログラミングのWEB開発まわりもここ最近でかなーり充実してきた印象です。
もしもこだわりのアプリがあるとかなら別ですが、そうでなければChromebookで全然問題ないですよ。
有名アプリが使えないときはちょっと凹む
個人的に不便というかちょっと惜しいのは有名アプリが使えないがゆえの機会損失とか、有名アプリがないがゆえの情報の少なさとかそういった部分ですね。
たとえ同じ機能を果たしているアプリでも有名アプリなら解説などの記事をたくさん見ますが、有名でないものだとどうしても情報が少なく自分で試行錯誤をしないといけなくなったりします。
こういう不便さはどうしようもありません。
あとはPCに負荷が大きい編集作業とかは当然厳しいです。
まあChromebookの購入を考えている人はあまりそういう人はいないでしょう。
それでも不便さを快適さが上回る
こういう不便さがあったとしても個人的にはChromebookの快適さが不便さを上回っていると感じます。
それくらいほんとに快適なんです。
ほんとに4万円というのを疑ってしまうレベルです。購入して実際に使っている今でも疑っています笑
こだわりがない限りは現状Chromebookはかなり賢い選択です。
見た目は安っぽくない?
そこまで気にしていたわけではないですが、購入前に様々な画像を見ながらちょっと気になっていたのはデザイン面ですね。
多少はダサくても良いや、と思っていましたがさすがにあまりにも安っぽい見た目だとか、いただけないデザインがあるのだとしたらそれは困るなあと。
素材感みたいなものは実際に見てみないとわからないので、果たしてどうかなあと思っていました。
実物を目の当たりにした結果
結果から言えば意外と悪くない。いや、むしろ4万円とは思えない高級感すら感じました。
細部まで作りがちゃんとしているというのはもちろんのこと、素材感も結構良くて、なんとなくMacBookを意識しているような感じを受けました。
左側には電源ボタンと音量調節ボタン。押しやすいし、反応も問題なし。
右側にはイヤホン、USB、microSDの差込口。本体の薄さゆえかUSBやイヤホンの形状によっては机に干渉してしまうこともあります。しかし作り自体はしっかりしています。
C101PAは通常の設置方法からテントスタイル、タブレットスタイルと様々な使い方ができます。
それを実現するためのヒンジは二重ヒンジになっています。ここもなかなかしっかりした作り。
質感ということで言えば、細かいことですが個人的には内側のステンレスの質感を高く評価したいですね。
写真の通り、ただののっぺりした味気ないステンレスではないんです、わかりますかね?
使う人への配慮を感じさせます。この辺が安っぽさのなさにつながっているんでしょうね。
めっちゃ素晴らしい!
ただChromeのロゴはかっこいいのかどうなのか私には図りかねます笑
初めてみたときは「なんかこのロゴだけあとからつけたみたいな浮いてる感あるなw」とか思っていました。
しかしだんだん慣れてきて今では「Chromeだぜアピール、かっこよくね?」と思っていますw。
まあここは価値観次第ですね。
画面サイズ10.1インチって小さすぎない?画質は?
10.1インチというサイズ感が気になっている人も多いと思います。
かくいう私も結構がっつり使うノートPCとして考えていたので小さすぎないかな?と気になっていました。
C101PAのスペックを見ていたときに心配したのは、画面サイズの「10.1インチ」というサイズ感。
PCとしては最も小さい部類に入りますよね。
そもそも私は比較的小型のノートPCを求めていたのですが、さすがに小さすぎないかな?ということは気になっていました。
実際に使ってみたがコンパクトさがクセになる
さて実際に使ってみると、逆にこのサイズ感めっちゃ良い!と癖になっています。
何がそんなに良いかというと、このサイズ感であればカバンのどこにでも入るし、出先で使うにもスペースを取らないのでスマートに作業できるんですよね。
画面サイズも個人的には十分です。
細かい画像の編集を行ったり、デザイン関係の参照を行う場合には物足りないかもしれませんね。
画面が小さいと疲れるという人もいますが、私はその点は全然気になりませんでした。
画質も良いと思うのだけど
数年前はChromebookは画面の解像度がねえ…みたいな評価をされていたようなのですが、今は随分改善されています。
個人的には普通に美しいディスプレイだと思うんですが…。
とても見やすいですよ。
キーボードの打鍵感は?打ちやすい?
キーボードの打鍵感、打ち込みのしやすさはパソコンによって結構違うものです。
こればっかりは実際に触ってみないとわからない部分です。
正直キーボードにこだわりは全然ないタイプなんですが、ガチャガチャうるさいキーボードと打っている感がない柔らかすぎる打鍵感のキーボードだけは苦手です。
それらでないことだけは祈りつつ、購入しましたが果たして…
実際使ってみた結果…個人的にはとても打ちやすい!
何も考えずに打ち込んでいても全然うるさくならないし、かと言って打ち込んでいる感がないわけではなく、それぞれのキーで適度な反発があるので、個人的にはかなり満足度の高いキーボードです。
友人も「割りとこの感触は好き」と言っていたので、比較的万人受けするタイプのキーボードだと思います。
長時間打っていても特に疲れる感じもありません。
ひとつひとつのキーの間隔も狭くないので、タイピングにストレスは感じません。
バッテリー駆動時間は?公式通り9時間持つ?
外で作業することが多い人にとって気になるのはバッテリーの持ち時間。
公式では「9時間以上」となっていますが、果たしてどうなのでしょう。
以前購入したノートPCは公式では8時間持つとか言われていたのに、普通に使っていたら実際は4時間も持たず、バッテリーの持ちに関しては私は疑ってかかるようになっています。
Chromebookは公式では9時間は持つと発表されていますが、実際どうなのか。
疑いの目を持ちながら使ってみました。
実際に使ってみた結果、余裕で9時間は持つ!
さて実際に使ってみたところ、通常の使い方をしていれば余裕で9時間以上持つことがわかりました。
動画を連続して見たりしているとさすがに9時間は持たないでしょうが、ブラウザを複数タブ使いながらの執筆作業とかであれば、9時間は間違いなく持ちます。
朝フル充電しておけば、一日たっぷり作業しても夜まで充電は持つと思います。
充電を気にせず使えるのは、うれしいですね。
無料のコンセントを探してさまよっていた日々が懐かしい…
総合評価:快適さを追求した機動力のあるコスパ最強のノートPC!
私がC101PAを一言で言うとすれば「機動力&コスパ最強」。
とにかく4万円でこの快適さを実現したGoogle、ASUSに感謝です。
特殊なPCの使い方をしない人で、Googleドライブなどの機能を普通に使いこなせる人であれば、これほどコスパ最強なPCはないのでは?と思います。
そしてコンパクトさゆえの機動力の高さも素晴らしい。
外で作業する機会の多い人にとっては、願ったりかなったりのPCです。
ドライブに保存できるのでインターネット環境さえあればどこでも普段の作業を行えますしね。
ちなみに話はちょっとずれますが、個人的に地味にものすごく感動した点として、ChromebookはほぼすべてのデータをGoogleアカウントで管理するため、すでにグーグルアカウントを持って日常の作業で活用している人であれば、購入して家に届いたその5分後にはめんどうなセットアップなどなしに普段と同じ使い方ができるということを特筆しておきたいと思います。
これってすごすぎません!?!?
PCとしては革命的だと思います。
ブックマークも同期しているのでこれまで通り、ドライブから編集途中のファイルを開いてすぐ作業できる、Googleフォトで画像の閲覧も自由。
購入したばかりのPCとはとても思えない。
最高かよ。
こういう人には絶対おすすめしたい!&おすすめできない
というわけで私はどハマリしてしまったChromebook C101PA。
最後に実際に使ったからこそわかった、このモデルをオススメできる人とそうでない人を書いておこうと思います。
おすすめできない人
- 動画編集などPCに負荷のかかる重い作業をしたい人
- 各種デザインなどをメインに細かい作業・繊細な作業を行う人
- Googleアカウントを持っていない、活用する気がない人
- アプリなどで機能の拡張をガンガンしたい人
オススメしたい人!
- 場所にとらわれずに作業を行いたい人
- 移動の多いビジネスマンやフリーランス
- 自宅でメインのPCと同じ使い方をできるサブ機として使いたい人
- 低価格で操作性の良い、コスパの良いパソコンを求めている人
- 執筆がメインのブロガーやライター
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私が購入前に気になっていたり悩んでいたポイントを中心に実体験に基づいて細かくレビューしてみました。
Chromebookって気になっているけど実際どうなの?ほんとに使い易いの?こんなに安いのにほんとにまともに使えるの?などなど疑問を感じている人に届くことを願っています。
ぜひ参考にしてみてください!
ちなみに私は楽天で購入し、ポチった2日後には届きました。
そして届いた5分後にはリニューアルした快適なパソコン環境で普段通りの作業を行うことができたのでした…ありがとうGoogle。笑