ときどき、増え続ける繋がりが苦しくなることがある。
SNSの友達は増え続け、出会う人の数は増え続け、つながりらしきものは増え続ける。
社会の中で生きていくというのはそういうことだと分かってはいるんだけれど、なんだかときどきそれらがまるごと嫌になる。
友達が多いことは無条件に称賛されるけれど、それが本当に大切なのかわからない。
本当につながりが増え続ける人生じゃないと駄目なんだろうか。
つながりが多いことが仕事や活動にとってプラスになることはよくわかる。
あそびに行くにも、飲みに行くにも、繋がりが多いほうが楽しめるかもしれない。
そんなのはわかってはいるんだけど、もういいよ、とも思ってしまう。
コミュニケーションをとるのがキライなわけではない。
むしろ、いろんな人と話すのは大好きだ。
でも、つながり続ける人生に嫌気を覚えるのも確かだ。
どんなにその時は強固なつながりだと感じても、あっけないほど簡単に切れてしまう。
そんな場面何度も見てきた。
かと言って吹けば飛ぶような繋がりを維持するのもめんどくさい。
結局めんどくさい生き物なんだ。
つながりを求めながら、孤独にしか生きられない。
その中で心地よく生きる術を誰もが模索しながら生きている。
すれ違ったり、ちょっと届かなかったりしながら、それでも生活は続く。
人とのつながりも循環していくものなんだろう。
古いつながりがぷつりぷつりとゆっくり切れながら、新しいつながりが少しづつ形成されていく。
一時として同じつながりはない。
増え続ける必要なんてないんだと今は思う。
そのひとなりのつながりの総量というものがあって、その中で切れたりつながったりしながら、生きていくのかもしれない。
そして人生のステージが変われば、自分の中のつながりの総量も変わっていく。
そんな感じでいいのかもしれない。
まずは自分の人生のステージに集中していけばいいんだ。
つながりの総量で悩むのはやめよう。
ぐるぐると考え続けるとある休日。
そんな感じ!