高知市内から車で30~40分程度でサクッと来ることができる須崎市に、最高のレンタルスペースがあるのご存知ですか?
というか高知に限らず、私が人生で今までに見た中でも最高レベルにおすすめのレンタルスペースが須崎市にあるんです。
それが「すさきまちかどギャラリー/旧三浦邸」。
高知市内で1日1万円近く払ってミーティングとかイベントを行うくらいなら、
ちょっとだけ足を延ばしてオシャレ&格安なレンタルスペースで気持ち良くすごしませんか?
すさきまちかどギャラリーとは
須崎市は「すさきサービスエリアタウン構想」という構想を打ち出しています。
これは須崎の街全体をサービスエリアのようにして、交流人口を増やそう、という取り組みです。
その一環としてアートの発信拠点を整備したのがこの施設なんですね。
現在は元地域おこし協力隊でもともとはドイツでアーティスト活動をおこなっておられた方が館長として施設の運営を行っておられます。
元証券取引所の歴史ある建築を味わえる施設
黒塗りの外観がとても印象的なまちかどギャラリー。
▲シンボルマークもとてもいい感じ。
この建物、そもそもはこの地域で有力な江戸時代から続く商家、三浦家の事務所兼自宅だったそう。
なんでも酒造、米穀業、製紙業、
なんと高知信用金庫の前身のひとつとなる証券会社を営んでいたのだとか。
そんなわけで施設内には当時の面影を残す証券の値動きを示すボードが。
オシャレすぎるレンタルスペース
それでは、まちかどギャラリーもとい旧三浦邸の全貌を見てみましょう。
入り口はこんな感じ
建物の入り口を入ってすぐのところにあるのが「ホール」。
展示イベントや音楽イベントなどがよく行われるスペースです。
ここから奥に続く廊下に出ると、一気に景色が変わります。
▲こんな感じのかっこいい渡り廊下が続きます。
▼壁に設置されたお茶用の小窓も雰囲気があります。
そして和室に入ると…
趣がある、かつ美しい和室が管理されています。
静かで、落ち着いた雰囲気なので、クリエイティブなことをするにはぴったりです。
ふすまを開けると中庭も見えます。
そして、このまちかどギャラリーにはなんと、キッチンスペース(カフェスペース)も設置されており、料理を作ったりすることもできるのです。
▼天井は木組みが見えて、かっこいい。
驚愕のレンタル料。一日借りてたったのこれだけ?いいの?
さてそれでは、気になるレンタル料ですが、見てください、この料金表!
え?一桁間違ってませんか?大丈夫ですか?
例えばですよ。
ホール部分なら、一日まるまる貸し切って冷暖房を使用してもなんと1100円。
全館貸し切りでも4100円ですよ。
本当にそれでいいのか、疑ってしまうレベル。
しかしスタッフに方に確認したところ「ほんとうにこの値段です。笑」とのことでしたので、間違いありません。笑
遠方からの交通費を差し引いても、これは得なのではないでしょうか。
というか使うしかないと思います、ふつうに。
自分の作品を展示したいアーティストの方などは特に相性いいでしょうね。
興味深いイベントの数々
例えば今なら、高知市内のアーティストの方が展示イベントを行っておられます。
あとは須崎市内の高校生がカフェスペースを使って、まちかどカフェを月に数回おこなったりもしているようです。
またすぐに生えてくる雑草を刈り取るために、「ギャラリーのお庭の雑草バケツ1杯をコーヒー1杯とトレードする」という草カフェも行っているのだとか。
なんだか良いですね。
須崎でイベントをやろうよ!
というわけで、すさきまちかどギャラリー、ぜひイベント開催やグループのミーティング・打ち合わせ、お茶会、料理教室など、利用してみてください。
何かしたいけど、なにしていいか分からない、という場合は、須崎市地域おこし協力隊員のっさんまで、ご連絡ください!
Twitterなどでご連絡くださると対応が早いかと。
須崎の街並みってかなりフォトジェニックだと思う。
— のっさん(きんにくほしい) (@nosaka_muscle) 2017年4月9日
写真撮る人とか、絶対好きだと思う。 pic.twitter.com/8ctQKmQGFQ
●高知自動車道須崎中央ICより3分
●JR須崎駅より約600m、徒歩5~8分 須崎第2地方合同庁舎(税務署・法務局)から南へ 100m