のさかんぱにー!

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他人より優れたいし、見返してやりてえし、特別だと言われたい。

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君はすごいね、って言われたい。

 

他の奴らとは違うね、って評価されたい。

 

特別な存在だ、って一目置かれたい。

 

おれを下に見ているあいつらが

 

唖然とするような結果を出したい。

 

人のこと舐め腐ったあいつらが

 

悔しくて唇を噛む様子を超然と眺めていたい。

 

おれを振ったあの子がよりを戻したいと泣きつくほど

 

圧倒的な人間になりたい。

 

他にはない唯一無二の魅力を手に入れたい。

 

放って置かずにはいられない

 

すごい男になってみたい。

 

 

 

甘くて、ダサくて、青臭いけど、

 

恥ずかしながらそんなことを思ってる。

 

実際のところ。

 

心のどこかでは。

 

ムカつくぐらいだせえのに

 

事実そんなことを夢想してる。

 

 

 

そして現実を見る。

 

そこにはパッとしない貧相なただの男がいて。

 

部屋でうだうだとこんな下手くそな叫びを文章にしていて。

 

息苦しいほどの現実に直面しては、

 

些細なことでひーひー言ってる。

 

重要人物になんてなれなくて、

 

「普通の人生」を手に入れるので精一杯で、

 

疲れてなんとなく今日をやり過ごしたりしちゃってる。

 

堪らなく醜い言い訳を重ねながら。

 

己のダサさに吐き気を催しながら。

 

 

 

だけど、それでも生きていく。

 

情けない現実を前にして、

 

ダサくてカッコ悪くて、

 

消し去ってしまいたいほどの自分を前にして、

 

それでも生きていく。

 

パッとしない日々を、何でもない毎日を

 

這いずり回って、泥にまみれて、

 

先にある明日を見ようと生きていく。

 

 

 

明日が希望かはわからない。

 

でも今日を終えないと明日は来ないんだ。

 

下らなくて矮小な今日を生き抜かないと

 

明日は来ない。

 

明日を迎える唯一の条件は

 

今日を生き抜くこと。

 

 

 

そんな今日を生き抜くためには

 

もう、恥ずかしいほどの格差を認めるしかない。

 

現実はどうしようもないのに、特別な存在になりたい、という格差。

 

湧き出てくる切実な感情は

 

どうしたって無視できない。

 

感情を押し込めて、立派な聖人を気取ったところで

 

誰も救っちゃくれなくて。

 

 

 

たぶん解決策はもがくことだけで。

 

ダサい中で汗にまみれて

 

今日を生き抜くことだけで。

 

どんなにガッカリするような今日であっても、

 

今日を生き抜けば、

 

明日は違う景色が見えるかも知れなくて。

 

 

 

恥ずかしいほどの現実を

 

堂々と恥ずかしがって生きていこう。

 

そうやって今日の1日を積み重ねる。