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コナン君の考え方を現代の日常でやると結構辛いと思う。

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某名探偵の決め台詞をなぜか久々に思い出した。

 

「真実はいつもひとつ!!」

 

彼はあの不敵な笑みを浮かべていつだってそう言い切るのだ。

 

かっけーよ。

 

おれ小さいとき大好きだったもん。

 

コナソ君のすごい靴(名前は知らない)の真似して、靴の横の方をクルクルって回したフリした後にボール蹴ってどーーん、とかしたりしてたもん。

 

うわおれちょーかっけー、とか自己陶酔に浸ってたもん。

 

で、そのときクラスのちょっとクールな女の子が実は一部始終見てたりして、あとでこっそり

 

あれって、コナソ君?

 

って優しく微笑みながら言われたりして、

 

ち、ちげーし!何みてんだよ!

 

とか言ってたもん。あまーーい!いや、ださーーい!

 

 

 

で、なんか彼の決め台詞ってすげー理系チックだなあ、と思った。

 

科学的態度というか

 

真実を追求していけば、必ずひとつの答えに行き着く

 

というその態度。

 

証拠を集めて再現性を重視してるその考え方はほんと科学的だなあ、って思う。

 

 

 

でも一方日常生活で、真実はいつもひとつ!と思いながら暮らすと、結構しんどそうだ。

 

考え方が多様化してるとか言われてるが、もうほんとに色んな人の主張に触れる機会が多い。

 

twitterでもfacebookでもブログでも、色んな人が言いたいことを言いたい放題言っている。

 

しかもそれらを見ているとどの人の主張もなんとなく正しそうで、

 

反対意見書いてる人もなんか正しそうなこと言ってて、

 

じゃあどっちが正しいんだよ!

 

と言いたくなる。

 

 

 

そんな例には実際事欠かない。

 

例えば何かを身につけよう、と思ったときに、

 

まずはカタチから入れ

 

と言う人もいれば

 

カタチに囚われてはいけない

 

と言う人もいる。

 

お金よりももっと大事なものがある、と誰かが言ってる一方で、でもやっぱりお金は大事、と言ってる誰かがいて。

 

マイペースが大事なのかと思えば、社会のルールがある、だって。

 

自由に生きろと言ってみた次の瞬間、不自由の中にこそ意味があるとか言ってみたり。

 

もーー、なんなんだよ!!

 

という感じだ。

 

 

 

たぶんこんな状況の中で、たったひとつの真実を見抜こうなんて思っていると、すごく疲れる。

 

コナソ君は賢いから大丈夫かもだけど、少なくともおれは無理。

 

とすれば、たったひとつの真実を求めるのではなくて、

 

どっちが正しいという二者択一の判断をするのではなくて、

 

どちらも正しい側面を持っているんだと考えるべきなんだと思う。

 

見方、立場が変われば正しさは変わる、なんて言い古されたような意見だけど

 

やっぱりそうなんだろうなあと改めて思う。

 

 

 

頑張れコナン君。

 

 

 

ちなみにコナンの昔のオープニング・エンディング曲が好きすぎてつらい。