四万十川のほとりのケーキ屋さんとして有名な「ストローベイルSANKANYA」。
私も4,5年ほど前に一度訪れたことがあり印象に残っていたお店で、またいつか再訪したいと思っていました。
先日ついにそのストローベイルSANKANYAに再訪することができたので、久方ぶりのストローベイルを堪能してきました。
私は全く知らなかったのですが、2016年の3月31日に新装開店していたらしくとってもオシャレに&美しく変貌を遂げていたのが印象的。
高知県の必見スポットの1つなのでは?と改めて感じました。
「きらッコノート」さんの『日々の介護ワークを頑張る自分にご褒美♪行ってみたいケーキ屋さん紹介記事まとめ』にて本記事を紹介していただきました!
ぜひ合わせてご覧ください!
こんな所にこんなオシャレ店舗が!という驚きが楽しい
まずはストローベイルSANKANYAの立地を見ていただきましょう。
高知県のいわゆる中山間地にあります。
すごーくザックリといえば「山奥のド田舎」です。
そんな場所でオシャレなパティスリーがあるとは行ってみたことのある人でなければなかなか想像できません。
実際私が家族をここへ連れて行った時も道中、本当にこの道で大丈夫なのか?とひどく心配されました。笑
確かになかなかスゴイ場所にあることは間違いないのですが、逆にそんな立地だからこそ到着した時には「ほんとうに素敵なお店があった!」という感動を感じさせてくれます。
2016年3月に改装されたオシャレな店舗が良い!
ストローベイルSANKANYAは細部までかわいらしいデザインであふれています。
いくつも置かれている看板たちもとてもいい感じ。
オシャレさを損なわずに四万十川のほとりに立つ店舗の自然な感じもしっかり維持しています。
細かい部分を見ていても飽きません。
外には若干のテラス席もあって季節が良ければめちゃ気持ちよさそうです。
「ストローベイル工法」がかわいらしい
ストローベイルSANKANYAは昔からその建築スタイル(ストローベイルと呼ばれる工法)で有名だったのですが、新しく生まれ変わった現在の店舗もその工法を引き継いでいます。
ストローベイルとは簡単に言えば壁材などに藁ブロックを使用した工法です。
藁ブロックを積み上げてその上から漆喰などを塗ることで防火性や耐久性を高めます。
通常の壁材を使うよりも保温性・断熱効果が高いという特徴を持っているとのことで、エコな建築様式としても近年注目されています。
また角のまるみがある壁面が見た目にもかわいらしく、さらに素人でも簡単に建築を楽しめる工法なので、ワークショップなどでも活用されたりしていますね。
元々は米国の発祥だそうで、藁ブロックが大量にでるネブラスカ州で生み出されたと言います。
日本でも全国各地にストローベイル工法の建物が点在しているので興味のある方は調べてみるといいかもしれません。
ちなみに現在のストローベイルSANKANYAの前身の建物は上の写真のような建築でした。
これはこれでこじんまりしていてすごくかわいらしい建物だったんですよね~
現在の洗練された建物も良いですが、いかにもストローベイルという感じの前身ストローベイルも良いですよね。
天井の高い店内は実際の広さ以上に開放感あり!
店内も基本は白で統一されたナチュラルな素敵な雰囲気です。
四万十産の材料を使ったお菓子も多数販売されており、おしゃれさと四万十らしさを同時に味わえます。
インテリアも丁寧で好感が持てました。
四万十の道の駅が開発した有名な「新聞バッグ」を使ったと思われる飾りもありました。
こういう感じの紙で作るとめちゃくちゃオシャレです!
天井が結構高くて、中の広さ以上に開放感を感じるデザインになっていました。
むき出しの梁もなかなかカッコよく、センスの良さを感じさせます。
ちょっとしたイートインスペースも。
いざ購入!連休は品薄なことも?
さてそれではいざ購入とまいりましょう。
この日のラインナップはこんな感じ!
実は3連休の2日目の夕方に訪れたのですが、売り切れているものもありました。
冬場の連休でこれなので、ハイシーズンの夏場は良くタイミングをしっかり見計らったほうがいいかもしれませんね。
おトク過ぎる!リーズナブルなケーキの数々!
驚いたのは価格設定の安さ!
どのケーキもこの価格でいいの!?と驚かされるほどお安くてびっくりしました。
ホットコーヒーも1杯250円 だし、いいのかな…笑
チョコレートブラウニー
小さい一切れではあるものの、100円というお手軽さ。
観光の途中でちょっと甘いものが食べたいなあというときにピッタリだと思います。
ふつうに味もおいしくて、素晴らしい!
苺のショートケーキ
シンプルなショートケーキ、と思いきやスポンジの間のクリーム部分に果肉が混ぜ込まれていてフレッシュさとほどよい甘さを感じるケーキに仕上がっていました。
こちらは300円ですが、結構食べごたえありました。
濃厚チーズケーキ
チーズケーキ好きの私としては外せない一品。
その名の通り濃厚ですが、シンプルな味わいに仕上がっており、どこか懐かしさも感じるような気がしました。
コーヒーと一緒に食べるといいケーキではないかなと思います。
景色の良い室内飲食スペースも!
ストローベイルSANKANYAは実は「よって西土佐」という道の駅に併設されています。
道の駅と言ってもかなりオシャレな建物で、こんな道の駅が近くに欲しい!と思うような場所でした。
店員さんに伺ったところ、この道の駅のスペースで飲食をしていいということでしたので 遠慮なくそこでいただきました。
こんな感じで、広々とした木造の温かみのあるスペースを自由に使えます。
窓からの景色もかなり良かったのに写真を撮り忘れるというミス…
これはご自分の目で確かめてきてください笑
まとめ:四万十で訪れるべきパティスリー!
というわけで、4、5年ぶりに訪れたらストローベイルSANKANYAが数段バージョンアップして帰ってきていた、というお話でした。
四万十に訪れた際はぜひとも寄ってみてほしいお店の一つです。
隣には素敵な道の駅も併設されているので、あわせて結構楽しめるスポットになっていますね。
高知の中心部からは距離がありますが、時間をかけてでも行ってみる価値がある場所ではないかなと私は思います。