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東京から嶺北に移住。お山のベーカリーを営む、佐藤恵さんにインタビューしたよ!

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この記事は、高知県嶺北地方の移住支援団体『NPO

法人れいほく田舎暮らしネットワーク』の田舎ラボ企

画で寄稿した記事の転載です。(元記事はこちら

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こんにちは、北海道から突然高知嶺北に滞在中の、のっさんです。

 

今日は、高知県嶺北地域の中心部、本山のサクラ市の一角にあるレイホク・ファーマーズ・カフェでパン屋を営む佐藤恵さん(写真左)にアポなし突撃インタビューをさせていただきました。

 

(佐藤さん、お忙しいところ本当にありがとうございました!!)

 

移住して、この地で暮らす佐藤さん、一体どのような思いでパン屋を営んでいるのでしょうか。

 

東京からわずか一週間で嶺北に移住。きっかけは原発事故だった。

 

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↑店内に飾られた嶺北地域のマップ

 

「東京生まれ、東京育ち。東京での生き方が当たり前だと思っていたんだけどね」

 

そんな「当たり前」の日々を送っていたある日、震災が発生。

 

原発事故をきっかけに東京での暮らしに疑問を抱き始めたと言います。

 

「震災が起きたとき、コンビニやスーパーの棚から日ごとにモノがなくなっていったり、車のガソリンを買うのに何時間も並んだりしたの。そんな事態を目の当たりにして初めて、都会の生活は簡単に壊れるのかも、と気づいて。」

 

当時住宅ローンが三十数年分残っていたり、子どもの学校の手続きを何も済ませていない状態だった中、すぐさま移住を決意したのだとか。

 

「10年以上前に一人旅で訪れた高知県を思い出して、移住を決めてから一週間後には土佐町にすんでたっけ。れいほくの移住相談員の方にも、いまだにこれが最速移住だと言われます。笑」

 

お山のベーカリー開業。そこに込められた思い。

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↑店内に飾られたロゴ

 

東京でパン屋を営んでいたスキルを活かして、移住直後はひとまずお土産用の人形焼き(龍馬焼き)を販売して生計を立てる日々。

 

のちに移住してきた旦那さんの移住から半年、恵さんの移住から数えると2年を経てやっと現在のお店の物件に空きが出て、出店可能な状況になったそうです。

 

しかし、「空きはでたんだけど、パン屋を再開するかはちょっと悩んでいた」のだとか。

 

というのも、東京と比べれば人口も少なく年齢比率も大きく違い、採算をとれる目途が立たなかったのです。

 

「普通は採算が立つか調査をするのは個人事業主として当たり前なんだけど、震災を経験して、この地域のために地域の人の交流の場となるパン屋をつくろう、と決めたのね。」

 

そう決めて、採算にとらわれずレイホク・ファーマーズ・カフェの営業を開始。

 

4年目となる現在も順調に営業を続けていると言います。

 

どんどん拡大するだけでなく、自分にとって気分のいい生活を貫くそのスタイルは力強く見えました。

 

自分の頭で考え、判断するべき時代。子どもたちにもそうなってほしい。

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↑レジ横のオブジェ

 

米、赤牛、地鶏、アメゴなど豊かな食べ物がそろっており、子育て世代に対する支援も非常に厚い。

 

ライフラインが簡単にはつぶれることのないこの地域に、佐藤さんは「強さ」を感じると言います。

 

「独立した生活を送れるし、本当に良い場所。震災後に特に感じたけど、目を見開いて見てみれば、東京にはいろんなしがらみがあった。本当の意味で自由なのはどっちなのか、自分のアタマで考えないといけないね。」

 

とにかく子どもたちにも自分のアタマで考えてほしいと語る佐藤さん、必要なら日本から離れてくれたってかまわない、のだとか。

 

分かりやすく豊かなモノだけでなく、地域で暮らすからこそ見えてくる豊かさを感じる生活スタイルは多くの日本人にかけているものかもしれません。

 

その根底にあるのは、自分のアタマで考えることをやめてしまっていないか、ということなんですね。

 

佐藤さんの暮らし方は、特別な何かを求めるのではなく、目を見開いて自分にとっての大切さを見直すことを教えてくれるように感じました。

 

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そんなお山のパン屋でランチを食べてきたよ。

そんなレイホク・ファーマーズ・カフェで、パンとサラダなどのセットをランチとしていただいてきました。

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パンの生地がもちもちで感動。

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スープはうまみが染みまくってます。

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ホットゆずジュースも最高。

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メニューはこんな感じでした。

 

また、店内は非常におしゃれで、見ていて飽きません。

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暖炉もありました!

 

 

 

さいごに

 

ほんとうにランチがおいしすぎて、私は嶺北滞在中はリピート確定!です。

 

現在は佐藤さん自身も移住相談員を務め、佐藤さんとの出会いをきっかけに何人もの人々が嶺北地域に移住してきています。

 

自分の思いをのせながら、地域の人と関わりながら仕事をされている様子がとても印象的でした。

 

東京での生き方に疑問を持ち、とにかく自分のアタマで考えて行動をしてこられた佐藤さんだからこそ地域にとって欠かせないパン屋になっているんですね。

 

レイホク・ファーマーズ・カフェには、自分にしかできないシゴトのヒントが詰まっている気がしました。

 

佐藤さん自身とっても気さくな方なので、嶺北を訪れた際にはぜひ訪れてごはん&おしゃべりしてみてはいかがでしょう。

 

レイホク・ファーマーズ・カフェ
TEL 0887-76-3541
〒781-3601  高知県長岡郡本山町本山582-2 本山さくら市