以前から気になっていた川越にこのGWにやっと行くことができました。
全く知らずに訪れたのですが、私が訪れたこの日はちょうど祭りが行われていました。
GWというタイミングも相まってかなりの人出だったのが誤算でしたが、それでも「小江戸」と言われる町並みを見ていると、癒やされました。
はじめての川越でしたがなかなかにいい時間の過ごし方をできたなあと自分で思うので、今回は川越散策のおすすめの過ごし方を簡単に書いてみたいと思います。
まずはとにかく地ビールをゲットしよう。できれば瓶を見つけよう。
川越の地ビールといえば「COEDO」。
品質の高さとオリジナリティから近年特に人気が高まっている、全国的にも有名な地ビールです。
はじめはなぜ川越でビールなの?とも思いましたが、そこには歴史があるんです。
古くから川越には、土壌を健全に保つための「緑肥(=緑の肥料)」として麦を植えるという農法があります。現代の川越の農家の方々は土づくりのためと、麦は収穫せずに畑に鋤き込んでいました。これを使ってビールをつくってみてはどうか?これがビール造りの着想の原点でした。
つまり川越独自の農法から着想を得た地ビールなわけですね。
今回は紅赤と伽羅をチョイス
今回私は「紅赤-Beniaka-」にトライ。
紅赤は川越特産のさつまいもを使用したビールです。
さつまいもを使ったビールというのはかなり珍しく、川越らしいということもありかなり期待値は高め。
実際に飲んでみると、しっかりした甘みとビールの香ばしさがマッチしていてかなり美味しかったです。
この日は暑かったのもあって、川越散策のお供にビール最高ですっ!
また、インディアペールラガーの「伽羅-Kyara-」も一口もらったのですが、こちらはすっきりとした苦味のなかに白葡萄系の香りを感じるとても上品なビールでした。
全6種類、制覇したい…!
COEDOビールは全部で6種類の味があるとのことで、飲み比べてみたいです…かなり。
まとめ買いするとかなりお得に買えますね。こんなんお土産にも絶対ぴったりやん!
絶対瓶で手に入れるべき。伊勢源で買えるよ
COEDOは川越の至るところで販売されていますが、多くのお店ではカップでの提供のみ。
しかしなんといってもCOEDOはこの瓶のデザインが可愛いんですよね。
だから個人的には絶対に瓶で買うのをおすすめします。
大正浪漫夢通りに位置する伊勢源というお店で冷えた瓶のCOEDOが販売されており、購入時に蓋も外してくれたり飲んだあとの瓶を改修してくれたりとすごく親切にしてくださいました。
駅方面から蔵造りの町並みに向かう道中にありますし、便利です。
ビールと来れば…「串焼き」だよね。りんりん屋へ直行。
さてビールを手に入れたら、次に欲しくなるのは「つまみ」。
食べ歩きしながらつまみたいというわがままをこんな日くらい叶えてもいいでしょう。
そうなれば買うものは自ずと決まってきます。
そう。「串焼き」です。
そこに理由はありません。ビールとくれば串焼きというのは、自然の摂理です。
大正浪漫通りの突き当り
ビールを購入した伊勢源から徒歩数分。
大正浪漫通りの突き当りに位置するお店が串焼き「りんりん屋」。
まるで我々を待ち構えているかのように炭火焼きのいい香りを漂わせています。
なんて商売上手なんだ(褒め言葉)。
特産のうなぎから和牛串、団子まで。
川越はうなぎでも有名な土地ですが、うな重を食べようと思うとお値段的にも時間的にもかなりかかってしまいます。
そこでお手軽にうなぎを楽しめるのが串焼きなんですよね。
ミニ蒲焼を筆頭に肝焼きうなぎの骨のカリカリ揚げなど、うなぎ串のラインナップが豊富です。
また和牛串といったビールに合うもの、団子などの食べ歩きにピッタリのものなど、ニーズに合わせた串が揃っています。
注文は15分位待ったよ
おそらく一年でも最も込む時期だったからですが、注文まではゆうに15分位かかりました。
しかし待てば待つほど食べたときの美味しさはひとしおだ!という根性論をぶんぶん振り回して待ちましたw
いざ実食!和牛串&ミニ蒲焼
和牛串!うま!牛だ!ビールに合う!合いすぎる!
ミニ蒲焼!うまうま!さすが川越!ビールに合う!ちょっとちっちゃい!
蔵造りの町並みをぷらぷらと
川越が「小江戸」と称される所以、蔵造りの町並みへ。
黒を貴重とした外壁の蔵造りの建築物が立ち並ぶエリアです。
いくつかの有名な建築もしっかり眺めつつ、気ままにぷらぷらと散策します。
個人的にはなんか可愛らしい看板のお店がいくつもあったのが気になりました。
あとはやっぱりのれんってかっこいいですよね。
アイスを食べながら、駅に向かうよ
ビールも飲み干し、つまみも食べきり、いい気分で折り返して駅に向かいます。
至るところでアイスが売られているので、最後は甘いものを食べながら〆。
実にいい旅行でした。
人が多くてもなんだか雰囲気的に落ち着けるので、川越は癒やしだなあと思いました。
今回は滞在時間2時間半くらいだったのですが、それでも十分楽しめましたね。
でも見どころはたくさんあるので、半日〜一日くらいかけて散策しても良さそうです。