スウェーデンで生まれ、世界中で高い人気を誇っている家具量販店IKEA。
このIKEAからリリースされたアプリが結構個人的には衝撃的でした。
ARを駆使したアプリで、これを使うことでスマホのカメラを通して自分の部屋などの実際の空間に仮想的に家具を設置することができるんです。
今回は実際に使ってみた様子をレポートしていきます。
すぐれたUIUXで、直感的に使い始めることができる
アプリを立ち上げるとまずはチャットボットで、説明が始まります。
画面をタッチしているだけで会話形式で理解していけます。
特に注目したいのはアプリで出来ることとして解説されている「2.バーチャルで自宅に製品を配置できます」というところ。
早速この機能についてみていきましょう。
バーチャルに製品を配置してみよう!めっちゃ楽しい!
先ほどのチャットボットからの延長でダイレクトにバーチャル配置の機能が始まります。
やはり目玉機能なんですね。
まずは上の画像の「+」ボタンを押すと、製品を選ぶことができます。
画面下部の「配置してみましょう」を押すと、部屋のスキャンが始まります。
床を中心にカメラを向けていると、黄色のドットが現れて床を認識していることが分かります。
床を認識すると上記のGIFのように選択した商品がカメラ上に現れます。
この時点でスゴイ!
現れた商品は回転したり移動させたりすることができます。
しっかりと現実の床の位置関係との相関を崩さずに回転・移動していることが分かりますね。
さらに追加で複数の商品を出すこともできます。
この場合もバグを起こすことなく正確に挙動しています。
いやーめっちゃ楽しいですね!
バーチャル感がすごく未来
個人的にはこのバーチャル感がすごく未来的でわくわくしました。
これを使うことで部屋に家具を置いたときに「実際に置いたらイメージと違った」という悲しき事件が減ることでしょう。
また大きさもかなり正確に(公式によるとミリ単位!)再現されているので、大きさの確認とかにも最適です。
アップルのARkitがすごすぎる
実はこのアプリ2017年の6月に発表されたアップルの開発者向けツールで作られているのだとか。
そのツールと言うのは「ARkit」と呼ばれるもので、これによってARを活用したアプリの開発ができるようになったようなんです。
IKEAはARkitの発表後、70人の社員を使って10週間足らずでIKEA placeアプリを開発したのだとか。
そのスピード感もすごすぎる…
アップルもすごいし、IKEAもすごいし…
とにかく体験してみてほしい
とにもかくにも一度ダウンロードして体験してみてほしいと思います。
未来感のある体験にワクワクできると思いますよ。