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文系大学院生は就活詰み?んなわけない!必要なのはストーリーテリングの力だ。

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こんにちは、のっさんです。

のっさん:文系大学院生として就活をして東京の通信系中小企業に内定。しかし内定を辞退して高知で地方活性を行う。

今回は私が文系大学院生として就活をした経験をもとに、完全主観で文系大学院生の就活のリアルを語っていきたいと思います。

世間では文系院卒は就職先がないだとか、学部卒よりも就活に不利だとか色々と言われます。

しかし、語っている人自身が文系大学院生としての就活経験がない場合がほとんど!

なんで自分が経験してないのに分かるんだよ!とむかついたので文系大学院生として実際に就活した経験から「文系大学院生の就活のリアル」を語ってみたいなと思います。

  • 本当に不利だと感じたか
  • 具体的にどんなところで苦労したのか
  • 文系大学院生がとるべき就活の戦略
  • 就活に本当に必要な能力や準備

などをお伝えしていきます。

 

文系大学院生は就活で本当に不利なのか?

「文系の大学院なんて行ったところで就職先なんてない」

「文系大学院は就活詰むぞ」

文系の大学院に通っていれば一度は聞いたことのあるセリフでしょう。

果たしてこうした話って本当なんでしょうか。

どこまで信ぴょう性のある話なんでしょうか。

私は自分自身が文系の大学院生として就活を実際に経験して、この言葉の意味がやっと分かったような気がします。

私自身の実感としてはこの言葉はずばり「4割真実で、6割嘘」ですね。

確かに文系院生は企業的には「微妙」な存在である

まず「4割真実だ」と感じた理由から説明していきましょう。

就活で新卒が重視される理由

今の日本の就職活動では依然として新卒採用主義が大勢を占めています。

近頃は第二新卒既卒の採用システムが整ってきていますが、それでもまだまだ新卒ブランドは強力なわけです。

しかしあなたはなぜ新卒がこれほどまでに重要視されるのか考えたことがありますか?

新卒は一体どういう点で企業にとってメリットが大きいのでしょうか。

 

そもそもビジネス経験の浅い(ほとんどない)若い世代は基本的に自分で自分の給料以上のお金を稼ぎだすだけの能力を持っていません。

そうなると企業は若い人材を採用したら自社で彼らにビジネスのノウハウを教えていかなくてはならないわけです。

これには時間も手間もかかります。

せっかく人材を採用しても成長するまでは企業はただひたすらコストばかりがかかるわけです。

しかし一方で会社の新陳代謝をはかるためにも若手は採用したいという思惑も同時に持っています。

 

こういう状況で、若手を採用するとなったらどんな人材を採用したいと企業は思うでしょうか。

どうせ採用するなら、ちょっとでも若いうちから育てたほうが長期的に見て会社にとってプラスになるだろうと考えるのではないでしょうか。

そして若いうえで能力もある程度高い人材を採用しよう!となった場合、新卒の学生というのはうってつけなわけです。

文系の大学院生が就活で「微妙」な理由

「でも新卒の学生よりも2歳年齢が上というだけなら、より深く学んできた院生の方が有利になるんじゃないのか?」と思った方もいるかもしれません。

しかし大学院の学びが企業に一概に評価されるかというとそうとも限らないんです。

大学院生の就活における微妙な立場の理由はここにあります。

企業は正直学生が何を研究してようが、そんなのぶっちゃけどうでもいいと思っているんです。

研究の能力とビジネスの能力は全く別物と考えているんですね。

(実際私もそうだと思います。)

だから深く学んでいるとかそんなのは別にどうだっていいわけです。

そうなると就活において大学院生というのはアドバンテージがなくなってしまいますよね…

 

ただし理系の場合、専門的な知見を求めている企業が一定数存在し、大学院での研究実績がそのまま実務に活かせます。

そうなると大学院卒というのは就活で大きな力を発揮します。

しかし文系の場合は、研究内容を活かせる企業というのはほとんどなく、結果として「ただ2歳年上の学生」という扱いになってしまうわけです。

採用されないのは「肩書」のせいではない

ここまで文系院生が就活において微妙な立場である理由を解説してきましたが、一方で文系院生が就職できないとしてもそれは「肩書」のせいではない、ということも強調しておきたいと思います。

企業に採用されている文系院生はいくらでもいる

当たり前の話ですが、企業から内定を得ている文系院生なんて世の中にはごまんといるわけです。

なぜなら実際には年齢や学歴以上にそれぞれの学生には個別の能力があるからです。

企業にとって年齢以上に魅力的なファクターがあれば、年齢とかそんなの関係なく採用されるわけです。

それは「コミュ力」かもしれませんし「メンタルの強さ」かもしれませんし「文才」かもしれませんし「努力してきた実績」かもしれません。

そうした部分を買われて採用されている院生はたくさんいます。

とすると「文系院生だから就活つんだわ」なんて話は全く的外れ、と言えます。

日本の就活システムはある意味文系院生にとって得だった

日本の新卒重視の採用システムはある意味文系院生にとっては得なシステムなのではないかとすら最近は思います。

今後日本でもどんどん「ビジネスの実力のみで採用を判断する」流れが加速していくと言われています。

「新卒を時間をかけて育成していくぞ」なんて悠長なことを言ってられない企業が増えてくるんですね。

そう考えればビジネス市場での価値が図りにくい文系院生の立場はさらに悪くなってもおかしくありません。

しかし現状の新卒採用システムであれば自分の「可能性」をうまく提示することができれば、十分就職は可能なわけです。

これは文系院生にとってはかなりありがたい話です。

ある意味文系院生は救われてきたんですね。

実際に就活で苦労したこと・失敗したこと

さて次に私が実際に就活をした際にどんな部分で苦労したのか・失敗したのかを列挙してみたいと思います。

文系院生で就活を始めていこうという人には参考になるのではないかと思います。

大学院生を敬遠する企業があった

企業の中には大学院まで進学した人を採用することに抵抗がある会社もあります。

「うちでそんな勉強してきた人がする仕事なんてないよ」というスタンスなわけです。

私は特に規模の小さい組織で働きたいなあと考えていたので中小企業を多く受けていましたが、中小企業だとわりとこういう企業もあるみたいです。

そんなこと知らずに大学院生になったので、就活というものの勉強が甘かったですね…

企業選びはめちゃくちゃ大事です。

「大学院生」という肩書をアピールして失敗した

就活の初期は採用側が就活生になにを求めているのかがわからなかったことでかなり的外れなアピールをして苦労しました。

何をアピールしていいかわからなかったのではじめのころは「大学院生」だということを売りにしていましたが、これは大失敗でした。

なぜなら大学院生というのは別に就活においてのアピールポイントでも何でもないからです。

なんか「学ぶ能力が高いです!」みたいなことを言っていた記憶があります…恥ずかしすぎる…

採用することで企業にとってのメリットが具体的に浮かぶようにアピールしないと何の意味もないですね。

むしと大学院アピールは勉強しかできないよと言っているようなものです…

研究内容の説明で本当に説明に終始してしまった

就活で「大学院生です」という経歴を話すと、どんな研究をしているんですか?と結構な割合で聞かれます。

この時、真に受けて研究の説明だけをするのは正直時間の無駄です。

そこからさりげなく自分のアピールを考えつつ話すべきです(あまりに露骨なのもそれはそれで印象悪いですが)。

でもついつい研究の話は力が入ってしまい、自分本位な説明になりがちになってしまってました…

大学院生は要注意です。

就活成功には「ストーリーテリングの力」を磨くべき

私は結局、文系院生として内定を得ることができましたがそれは就活における「ストーリーテリング」の重要性を認識したからでした。

そんな経験からストーリーテリングの能力こそ文系院生の就活のポイントだと考えるようになりました。

そんなストーリーテリングの力の磨き方についてお伝えしておきます。

文系院生のぶち当たる壁

文系大学院生って研究内容と全く違う分野の企業を受けることも多いことと思います

(むしろほとんど?)。

専門分野を活かせる就職先というのはかなり稀であるからです。

そこで企業側が疑問に思うのは「なぜうちの会社に?」ということです。

わざわざ大学院まで行って勉強して、専門分野と関係のない仕事に就くことに対して疑問を抱かないはずがありません。

文系院生はこの疑問を納得できる形で説明できないとなかなか厳しい戦いを強いられることになります。

逆にここをすんなり説明できれば、十分内定を得ることは可能です。

 

文系院生が就活でぶち当たるこの壁について採用側が納得できるストーリーを語るのが「ストーリーテリング」です。

企業の採用活動の文脈を読み取れ

ストーリーテリングで重要なのは「採用側の文脈を読み取る」ことです。

企業はそれぞれに採用のスタンスを持っています。

例えば大手銀行とベンチャー企業では社風や会社の歴史・設立の経緯は全く異なります。

そうなると人材登用の考え方も大きく変わってくるわけです。

まずはこうした採用の背景にある文脈を理解することが重要です。

文脈に適するストーリーを語れ

文脈を理解したうえで、次は自分をその文脈の中に位置づける必要があります。

採用の文脈に違和感なく入り込める自分なりのストーリーをつくるわけです。

就活ではとにかく自分語りをしなくてはいけないわけですが、闇雲に自分語りをしてもただのうざい奴です。

自分がなぜその会社に入りたいのかという理由を採用の文脈にうまく溶け込ませるストーリーが正しい自分語りなわけです。

 

まあ簡単に一言で言ってしまえば「採用側の立場に立とう」ということなのですが、私はこの採用側の立場、というのがいまいちピンとこなかったのでこういう表現に置き換えてみました。

ストーリーは誰にでもわかりやすく、手短に

 ストーリーを語るときに重要なのは、わかりやすいことはもちろん、手短にサクッと話せることです。

長々と話すのは基本的にはマイナスにしかなりません。

サクッと刺さるストーリーを自分の中でストックしておくと、余裕をもって望むことができます。

ストーリーを他人に話す経験を積もう!

ストーリーテリングが大事だと言っても自分一人ではなかなか良いストーリーをつくることはできません。

正直これはストーリーを語った経験がものを言います。

私はかなり就活の後半になってやっと形になってきたので、もっと早くから経験を積んでおけばよかったと後悔しました。

社会人に自分のストーリーを語ってみる

そこで私がお薦めしたいのが実際に社会人とたくさん話をすることです。

特に実際に採用を担当している人事担当のような立場の人と話をすると体感としてどんな話が伝わるのかを理解することができます。

そうした経験を詰んでおけば、実際の就活の面接でも自信をもって話をすることができるでしょう。

人事担当とお肉を食べながら話せる「ニクリーチ」が凄い

社会人と話をする機会と言っても普通に学生生活を送っていてはそういう機会に恵まれることはあまりないかもしれません。

しかし今は企業も大手就活サイトだけでなく、就活生との様々な出会い方を試行錯誤している時代。

例えばニクリーチのような面白い就活もあります。

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これは企業の人事担当者とお肉を食べながらフラットに話をすることができる企業と学生のマッチングサービスです。

実際に採用に関わっている社会人と堅苦しい場ではなく、ごはんを食べて打ち解けながらコネクションをつくることができるわけです。

採用担当者がどんなことを考えているのか、実際に話すことで肌で感じながら理解することができます。

これって学生の立場からすればめちゃくちゃ良い機会です。

さらにご飯はなんとおごってもらえるのだとか…!え、すごい!笑

登録しておくだけでも、プロフィールに興味を持った企業からスカウトが届く仕組みになっているので、就活の幅を広げるという意味でも登録しておいて損はないでしょう。

いや~すごいサービスが登場していますね。

クリック≫ニクリーチの公式サイト

おわりに

いかがでしたでしょうか。

文系大学院生の就活のリアルを感じていただけたのではないでしょうか。

確かに文系でおまけに院生という立場は就活において大変なこともあるかと思います。

しかし向上心を持って大学院まで進学したその熱意があればきっと就活もうまくのりきれると思います。

利用できるものは利用しつくして、就活という経験を糧にしていってください。