のさかんぱにー!

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自分のちょうどいい人間関係の温度感にこだわればいい。

こんなこと言うと誤解されそうだが、

僕という人間は基本、

すごくドライで冷たい人間だと思う。

たいてい人間関係は長続きしないし、

一人で過ごす時間が一番好きだ。

とにかく必要以上に誰かとべたべたしたくない。

 

 

私は今年の4月に高知の田舎町に移住した。

いなかに移住すると、

地域の活動グループに関わることが増える。

ありがたいことに誘ってもらうことが何度もある。

移住して最初のうちは

とにかくいろんなことに関わっていこう、

いや、関わらなきゃ、だって移住者だもん、

と思って、

とにかく様々な団体に関わっていた。

 

実際関わってみると、

そのどの団体のメンバーの方もとても素敵で、

いい人ばっかりで、

新参者の私にとても良くしてくれた。

 

しかし、

ふと気がつくと、

関わる先が増えすぎてぐちゃぐちゃになって

しんどくなっていた。

忙しくて、結果体調を崩して、

ちょっと自己嫌悪に陥った。

みんな良い人だからこそ、余計につらかった。

顔を出せないことも増えて

ぼくはなんて酷いやつなんだ、と思ったりもした。

(すぐ切り替えてこの記事を書き始めたのは秘密。)

 

 

 

ぼくは人間関係を上手くやりくりするのが

本当に苦手で。

「これからもずっとそばにいるからね〜」

よりは

「離れていてもどこかでつながっているから〜」

的な考え方が好きだ。

普段は会わないのに、ゆるくつながっていて、たまに思い出したように会いに行く、みたいな関係性が好きだ。

 

 

世の中には、

ドラマや漫画で出てくる悪役みたいに、

『誰の目から見ても明らかな絶対的な悪』

なんて正直無い。

みんな何かしらの正義を持っていて、

とても優しくて、

善意に基づいて生きている。

 

だからこそ、僕らは人間関係で悩む。

100パーセントの悪なんてない中で、

何を優先すれば良いのか悩んで生きている。

 

 

 

そんな世の中だからこそ、

僕らは信念を持って何かを優先させなければならない。

つまり何かを捨てなければならない。

 

こんなこと言ってはいけないのかも知れないけど、

ぼくは正直、地域の人と「仲良くなる」ために

移住してきたのではない。

自分がやりたいことを実現するために、ここに来たのだ。

 

もちろん仲良くなりたくないわけではない。

出会いは大切にしていきたい。

しかし、それは自分の精神を犠牲にしてまでやることではないはずだ。

ぼくは、我儘かもしれないが、

自分の欲求に素直に生きていきたい。

そこに素直になれないのであれば、

わざわざ移住してきた意味がないではないか。

 

 

 

僕は正直、

親ですら「他人はあくまで他人」と思っている。

親は子の人生にとらわれずに自由に楽しげに生きてくれればそれでいいし、

子は親の期待なんてガン無視で自由に楽しげに生きていればそれでいいと思う。

どっちも深く干渉しないのが一番良いと心底思っている。

 

だから、僕はもっと自由に生きなくてはダメだ。

自由に楽しげに生きることが捨てたもんじゃないこの世界への最大の貢献だと思っているから。

だから、もっと自分の中途半端な態度を破壊しないと。

 

 

自分は冷たい人間なのではないか、と悩む人っていると思う。

でも冷たい人間ってそんなに悪いことなのか?

そういう人間って、

1つ見据える何かがあると物凄く強い、

っていう特徴があったりする。

冷たい、というのはあくまで一面的な見方でしかない。

自由で楽しげであれば、それは間違っていない。

 

 自分のちょうどいい人間関係の温度感にこだわればいい。