のさかんぱにー!

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大好きな「音楽」と「自然」をキャリアにする!

25年間街で暮らしてきた男性が、3週間山奥の廃校に住んでみた結果…。

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この記事は、高知県嶺北地方の移住支援団体『NPO

法人れいほく田舎暮らしネットワーク』の田舎ラボ企

画で寄稿した記事の転載です。(元記事はこちら

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こんにちは、25年間ふつうの街で暮らしてきた、のっさんです。
 
 
私は滋賀県のごくありふれた街で生まれ、岡山、札幌と比較的「街」で暮らしてきました。
そんな私ですが、今回とあるきっかけで3週間高知の嶺北地方の山奥の廃校で過ごすことになったんです。
田舎、山奥、廃校。
そんなものに縁のなかった25歳男性が3週間どっぷり山で暮らしたらどうなるのか。
 
結果として、高知県移住することになりました。
 
一体なぜそんなことになってしまったのか。
 
今回はそんな実体験をお伝えします。
 
 

車を借りて5分事故る。

街で暮らしてきた人間が、急に田舎にいくとどうなるか。
→車を借りて5分で事故ります。
 
今回滞在した山奥の廃校。
なんと山のふもとから車で30分以上登る必要があります。
しかも道中の道は、車一台がぎりぎり通過できる程度の幅しかありません。
(ちなみに片側は崖で、落ちたらリアルに死ぬと思います)
そんな環境に身を置かれた私、さぞかし運転に自信があるのかといえば、全く逆で。
いわゆるペーパードライバーで、車なんてここ数年で2回しか運転していません。
 
しかし田舎で生きていくためには車は欠かせません。
なんせ最寄りのスーパーまで車で40分近くかかるのです。
買い物に40分ですよ?サッカーの前半見れるっての。
そんなわけなので、生きるためには車を運転せざるを得ず。
しかたなく恐る恐る、山道を走らせるわけです。
そして実際運転してみたら、なんてことはありません、これがまあ、チビるほど怖い
まさに生きるか死ぬかの極限状態。
そうして緊張との戦いのさなか、私はハンドルを誤ってしまい、
車をレンタルしてわずか5分で事故を起こしてしまったのです。
幸いにして自損事故でしたが、田舎でいきることの厳しさを感じたきがします。
 

3月の高知で雪にまみれる。

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私、2月は札幌に住んでいたんです。
札幌は寒さと雪がそれはもうひどいわけです。
なので高知に3週間行くことになってからは「南国だ!あったかいぞ!」と楽しみにしていたんですね。
ところがどっこい。
着いたらかなり寒い。相当気温が低い。
そしてなんとそれだけじゃなく、ある朝、雪が降ったんです。
聞いてねえよ!!ここって高知じゃないのか!?
リアルに「なんて日だ!」とつぶやく日が来るとは思ってもみませんでした。
 

そんな場所なのに3週間で100人以上に出会った。

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私が滞在していた廃校の周りの環境はそんな感じで、
とてもじゃないけど「田舎って快適!うふふ!」と言えるような場所ではありませんでした。
しかしこの廃校、「清流館」という名前が付いた宿泊施設になっているんです。
こんなところに泊まりに来る人なんているのか?と思ってしまいます。
が、結果として3週間の間に何十人もの人に会うことになりました。
数えてみたら100人以上の人に出会ったのではないでしょうか。
しかもその中にはフリーランスプログラマーやライター、起業家、プロブロガー、農家、林業経営者、ヨガインストラクターなどなど個性的な面々がそろっているのです。
都会でもなかなか会えない人ばかりです。

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なんで?なんで皆さんこんなところに来るの?
 

人こそが、最高の観光スポットになる。

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その答えは、一言で表すと、「人こそが最高の観光スポットだから」です。
どういうことか。
つまりは、ここ嶺北に暮らす人・嶺北を訪れる人は、個性的で人間的な魅力にあふれている人が多いのです。
この点においては、実際に私が3週間の間に出会ってしまったので、疑いようもありません。
考えてもみてください。
どんな都市から離れた地方に行っても今の時代、きちんとしたお土産があって、おいしい店があって、観光ルートがあるんです。
どこにいっても既に整った旅ができる日本においては、どんな場所も同じように見えてしまう。面白くない。
そうなったら「人」こそが最高の観光スポットになってしまうんです。
あの観光スポットに行きたい、ではなくて、あの人に会いたい、が娯楽としてより魅力的なんです。
 

これからは「人と人とをつなぐ場所」が力を持つ。

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こんな感じで、人そのものが観光スポット的に魅力を持ってくると「人と人とをつなぐ場所」が必要になってくるわけです。
今回私が滞在した清流館はまさにそんな「人と人とをつなぐ施設」として機能していたわけです。
山奥の不便な場所にある小学校の廃校舎に、3週間で百人単位もの人が入れ代わり立ち代わり訪れるわけです。
そんなの普通に考えたらありえません。
しかし清流館はそんな奇跡のような場所になっているわけです。
それはひとえに清流館が、ここに行けば面白い人に会える、という場所になっているからなんですね。
「人と人がつながれる場所」というのは、これからどんどん場所としての力を持っていくでしょうね。
 

 

都会か田舎か、ではなく、人がつながる場所なのかどうか。

そういう意味ではこれからの社会で大事になってくるのは、もはや都会か田舎か、という対立ではありません。
そこが「人がつながれる場所なのかどうか」なんです。
そうした点を考えたときに、私は高知県に移住するのが一番良いと感じたので、移住することにしました。
 
清流館のある嶺北地域はそうした「人のつながる場所」としてすでにどんどん面白くなっています。
地方に興味がある方、これからの働き方を考えている方は是非一度、訪れてみてはいかがでしょう。
以上、のっさんでした。