特に就活生とか、転職を考えている方とか、やりたい仕事がない人とか、そういう自分を活かせる場所を探している人に届くといいなあと思うのですが、
どこでなら自分は人から求められるのか、ということを見極められるとすごく生きるのが楽しくなります。
何か新しいスキルを身につけなきゃ、変わらなきゃ、というのも時には大事ですが、
今の自分が求められる場所に行く、というのは人生戦略としてかなり現実的で有用ですよ。
特技でも何でもないと思ってたのに。
私は現在、高知県須崎市の、とある事業の関係でイタリアからの留学生を日々案内しています。
(みんなめっちゃ美人!)
もちろんイタリア語なんて話せないので、イタリア人との会話は英語で行うのですが、はっきり言って私は英語がそんなにうまくありません。
日常会話プラスαが話せる程度です。
難しい会話だと6割くらいしか分からないことも多々あります。
でも小さな街だからか、イタリア人と普通に会話できるレベルで英語を使える人って関係者には、ほとんど居ないんですね。
(もしかしたら居るかもしれませんがあまりみんな積極的に話すことはない。)
だからどこへ行くにも引っ張りだこ。
イタリア人の調査のために、役所の人や地域の人の話を通訳に行ったり、交通機関の手配を手伝ったり、ご飯に連れていったり。
そんなことをしていたら、挙げ句の果てにはどこから私の噂を聞きつけたのか、市内のあるビジネスホテルのオーナーから、急にインドネシア人が来たから通訳しに来てくれ、とお願いされる始末。
で、まあ別に自分としては大したことはしていないので、全然いいですよー、とか言いながら、通訳しに行くんですね。
そうすると、なんだか色んな人からめちゃくちゃ感謝されるんです。
助かったよ、ありがとね、と。
君が居なかったら大変だったよ、と。
別に英語は特技でも何でもないのに、ここではものすごく必要とされるんです。
日常会話レベルの英語が話せるだけで「自分にしか出来ない仕事」が生まれるわけです。
「自分にしか出来ない仕事」の本質
今までバイトをしても、仕事をしても、「君が居ないと困る」って言われた経験なんてありません。
たまたまその仕事を自分がやることになっただけで、ぶっちゃけ誰でもいい。
代わりの人はすぐ近くにいくらでもいる。
そんな事をいつも心のどこかで感じて居ました。
別に俺じゃなくてもいい、と。
英語だって、そう。
俺より上手い人が今まではいくらでも身近に居ました。
帰国子女とか、TOEIC850点とか、そんな人たちがいくらでも居ました。
だから、英語が強みになるなんて考えたこともなかったんです。
でも何ひとつスキルは変わってなくても、身をおく環境を変えることで人材として求められることってあるんです。
自分がその特定の市場において人材として貴重であれば、そのピンポイントの市場に身を移すことで人から求められるわけです。
そうすればそれは「自分にしか出来ない仕事」として機能するわけです。
環境が大事、と言われるのは、そういうことでもあるんです。
他人から求められる経験の重要性
そして他人に求められるというのは、人が生きる上でめちゃくちゃ重要だと思うんです。
もちろんそれはビジネス的な観点から言っても重要です。
しかし個人的には、もっと重要なことがあって。
それは、自分を肯定できるようになる、ということです。
他人から求められ、感謝される、というのは、自分を肯定するための十分な理由になります。
自分を肯定できない、否定してしまう、というのは、他人から必要とされたり、自分の存在が大事であると実感できなかったせいです。
それは自分の能力の問題というよりもむしろ、それまで過ごして来た環境の問題で。
私自身、ずっと自分を肯定できず、うじうじした性格の人間でした。
でも、環境を変えることで本当に日々明るい気持ちで生きることができるようになりましたし、こうして自分で活動を作る立場になることにもなりました。
ということで須崎に来ませんか?
今まで置かれてきた環境のせいでなかなか自己を肯定できない人もいると思います。
自分がうまく活かせなくて、誰にも求められない人材なんだ、と悩んでいる人もいると思います。
そういう人こそ一度大きく環境を変えてみるべきです。
そしてそういう環境の代表例は、「地方」なんだと思います。
例えば地方では「若い」というだけで自分が求められることもあります。
そういう経験を一度でもしてみることは、人生においてめちゃくちゃ重要です。
もし興味があれば、ぜひ遊びに来てみてください。
須崎の街並みってかなりフォトジェニックだと思う。
— のっさん(きんにくほしい) (@nosaka_muscle) 2017年4月9日
写真撮る人とか、絶対好きだと思う。 pic.twitter.com/8ctQKmQGFQ
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