のさかんぱにー!

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のさかんぱにー!

大好きな「音楽」と「自然」をキャリアにする!

もう自分をぼやけさせる空気の中にいたくない


何が何でも解決したいほどの何かなんてない。


その事実に軽く絶望する。


どうしてもどうにかしたいことなんてない。


自分が甘々すぎて、ふわふわと生きすぎていて、気分が悪くなる。


甘いショートケーキを食べて胃もたれしたみたいな気持ちの悪さ。


なんとなくで生きれることに絶望する。


こんなにも何もないのに生きていることにがっくりくる。


死にたいわけじゃない。


日々楽しい。


でもなんだか弛緩しきった空気がそこにはあって、それが大嫌いだ。




冬の朝の空気が好きだ。


ぴんと張り詰めてて、濁りのない空気が冷たくて。


肺の中の生暖かい空気が入れ替わっていくあの感じ。


肌がぴりりと締め付けられるあの感じ。


周囲の空気と自分がくっきりと分かれていく、輪郭がはっきりしていくようなあの感じ。


己の生身を意識せざるを得ない、あの感じ。




要は、自分を持て余している気がする。


浪費している感じがする。


自分という存在を垂れ流しているような感覚を覚える。


自分を発揮する場さえあれば、なんてずっと思ってる。


でもどう生かしていいのかなんてわからない。


どこへ行っても、何をしても、なんだか違う気がしてしまう。


自分がぼんやりと滲んでしまうような、そんな感じがする。


周囲の生温い空気に溶け込んで、輪郭がぼやけていく。


それがちょっと気持ちよくて、その気持ちよさが少しおそろしい。




何か文字を並べているとき、そのときだけは少しマシだ。


生身を感じられる。


血が吹き出るような文が好きだ。


でも吹き出た血に浸かってしまえば、生温い血液に窒息してしまいそう。




もう自分をぼやけさせる空気の中にいたくない。


溶け込んでいくのは楽だけど、溶け込んだらきっと叫び声すら忘れてしまう。


溶け込むまでそこにいるのか?


それでほんとにいいんだろうか。